東京バレエ団創立50周年 祝祭ガラ THE TOKYO BALLET 50TH ANNIVERSARY GALA
「ペトルーシュカ」 PÉTROUCHKA 出演:ウラジーミル・マラーホフ(ゲスト)、 川島麻実子(バレリーナ)、森川茉央(ムーア人)東京バレエ団 「ラ・バヤデール」より“影の王国” “THE SHADES” FROM LA BAYADÈRE 出演:上野水香(ニキヤ)、柄本弾(ソロル)、東京バレエ団 「スプリング・アンド・フォール」 SPRING AND FALL 出演:沖香菜子、梅澤紘貴、東京バレエ団 「オネーギン」より第3幕のパ・ド・ドゥ ONEGIN Pas de deux from act 3 出演:マニュエル・ルグリ(ゲスト)、吉岡美佳 「ボレロ」 BOLÉRO 出演:シルヴィ・ギエム(ゲスト)、東京バレエ団
ウラジーミル・マラーホフ Vladimir Malakhov photo:Nobuhiko Hikiji 1968年、ウクライナ・クリヴォイログ生まれ。86年、モスクワ・クラシック・バレエ団で最年少のソリストとして活躍。ヨーロッパの批評家に「今世紀を代表するダンサー」と評される。92年、ウィーン国立歌劇場バレエ団のファースト・ソリスト、94年にはナショナル・バレエ・オブ・カナダのプリンシパル・ダンサーとしても契約。95年にはアメリカン・バレエ・シアター(ABT)のダンサーとしてニューヨークのメトロポリタン歌劇場に出演。そのほか、ウィーン国立歌劇場バレエ団のゲスト・プリンシパルとして各地で活躍する。99年より振付家としても活動を始め、02年、ベルリン国立歌劇場バレエ団の芸術監督、04年9月、新しく生まれたベルリン国立バレエ団の芸術監督に就任。日本では1996年から2013年まで、8回にわたり自身のプロデュース公演〈マラーホフの贈り物〉を上演、東京バレエ団とは1994年の第7回世界バレエフェスティバルから長年にわたり数多く共演。2014年8月より、東京バレエ団アーティスティック・アドバイザーに就任する。
マニュエル・ルグリ Manuel Legris photo:Wiener Staatsoper/Michael Pöhn 1976年パリ・オペラ座バレエ学校に入学。16歳でパリ・オペラ座バレエ団に入団し、1986年7月11日、ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場におけるパリ・オペラ座バレエ公演でヌレエフ版「ライモンダ」終演後、エトワールに任命される。完璧なテクニックと深い表現力、圧倒的な存在感で、オペラ座を代表するエトワールとして活躍。 日本でもパリ・オペラ座バレエ団の来日公演のほか、1996年からはパリ・オペラ座バレエ団の選りすぐりのダンサーを率いて<ルグリと輝ける仲間たち>を6度にわたって上演。ディレクターとしての才能も発揮。2009年、定年のためパリ・オペラ座バレエ団を引退。10年9月よりウィーン国立歌劇場バレエ団の芸術監督に就任。12年4月~5月、ウィーン国立バレエ団日本公演では自身も「こうもり」、<ウインナー・ガラ>に出演した。
シルヴィ・ギエム Sylvie Guillem photo:Eiichiro Sakata 体操選手として12歳でオリンピック予選を通過。パリ・オペラ座バレエで研修を受けたのを契機に、バレエに転向。史上最速でパリ・オペラ座のエトワールの座に登りつめ、のちに英国ロイヤル・バレエ団に移籍して「国家的損失」と言わしめたほどの天才ぶりを示した。古典を極め、演劇的作品に新境を示し、コンテンポラリーで独自の境地を拓いてきたバレエ界の女王。2011年には<HOPE JAPAN>と題して震災被災者救済のためのツアーを日本全国で実施。2013年、現代バレエの鬼才マック・エック振付の『カルメン』を日本で初披露した