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いまやイタリアばかりか世界のオペラ界でテノールの第一人者となったフランチェスコ・メーリ。日本が大好き、日本の観客の行儀の良さには感服すると言う。9月のローマ歌劇場日本公演は今年2回目の来日となる。6月にはパレルモ・マッシモ歌劇場日本公演に参加した。
「ラ・トラヴィアータ（『椿姫』）とは縁が深いんだ。18歳でデビューしたのも『ラ・トラヴィアータ』だった。とは言ってもこのときはガストン役だったけどね」と笑う。その3年後ルーマニアにコンクールに行った時にアルフレード役に抜擢された。以来20年、アルフレード役は数々のプロダクションで歌ってきた『はまり役』だ。
6月の来日前にフィレンツェで、帰国後はアレーナ・ディ・ヴェローナで、そして9月には東京でと、今年はアルフレード役が続く。
素晴らしい日本の観客の皆さんの期待に応えたいと目を輝かせていた。
2023年6月12日東京にて
取材・文：田口道子
フランチェスコ・メーリが歌う『椿姫』第1幕の「乾杯の歌」はこちらから
（2019年フェニーチェ劇場のコンサートより）
https://youtu.be/BJ-bbkiew-8
指揮：ミケーレ・マリオッティ
演出：ソフィア・コッポラ
9月13日(水)15:00 東京文化会館（上野）
9月16日(土)15:00 東京文化会館（上野）
9月18日(月・祝)15:00 東京文化会館（上野）
[予定される主な出演者]
アルフレード：フランチェスコ・メーリ
ヴィオレッタ：リセット・オロペサ
ジェルモン：アマルトゥブシン・エンクバート
指揮：ミケーレ・マリオッティ
演出：フランコ・ゼッフィレッリ
9月17日(日)15:00 神奈川県民ホール（横浜）
9月21日(木)15:00 東京文化会館（上野）
9月24日(日)15:00 東京文化会館（上野）
9月26日(火)15:00 東京文化会館（上野）
[予定される主な出演者]
カヴァラドッシ：ヴィットリオ・グリゴーロ
トスカ：ソニア・ヨンチェヴァ
スカルピア：ロマン・ブルデンコ
S=￥59,000 A=￥52,000 B=￥45,000
C=￥37,000 D=￥30,000 E=¥20,000
U29シート＝¥8,000
U39シート＝¥15,000
※U39シートは9/13(水)「椿姫」、9/21(木)「トスカ」限定での販売となります。
ローマ歌劇場2023年日本公演公式サイト
https://www.nbs.or.jp/stages/2023/roma/index.html
