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欧米の歌劇場の新シーズン開幕に心を踊らせていた例年が、なんとも幸せな日常だったと感じているオペラ・ファンは少なくないことでしょう。こうしたなか、日本のオペラ・ファンにとっては、2021年秋のウィーン国立歌劇場日本公演への期待が、より大きく膨らんでいるにちがいありません。11月6日には日本公演の詳細が発表されます‼︎ 公式サイトや当WEBマガジンで、さまざまな情報をお届けしていく予定です。今回はその日本公演に思いを馳せながら楽しむヴァーチャル体験のススメ。
ウィーン国立歌劇場2021年日本公演公式サイト
11月6日オープン！
公演中止のお知らせ
本年10～11月に予定しておりましたウィーン国立歌劇場日本公演は、世界的に長引くコロナ禍の影響を鑑み、ウィーン国立歌劇場と協議を重ねた結果、本年の日本公演を見合わせることになりましたことをここに謹んでお知らせ申し上げます。
詳細はコチラのページでご確認くださいますようお願い申し上げます。
困難な状況が続く各地の歌劇場では、ライブ・ストリーミングなどが工夫されていて、上演を楽しめる機会もありますが、実際に海外の歌劇場を訪れる楽しみは、劇場をとりまくさまざまなことを体感できるところにあるのもたしかです。そこでヴァーチャル体験！
オーストリア国内の自然や文化全般のさまざまなジャンルにわたり、その魅力を紹介しているオーストリア政府観光局のサイトには興味深いヴァーチャル体験や記事が満載。オペラ・ファンの方々にとってお馴染みなのはウィーンとザルツブルクでしょう。でも、何度もかの地を訪れている方でも、劇場以外の自然体験は、スケジュールの都合などでなかなか実現していないかもしれません。
"行けない今"、これまで実現しなかった自然のヴァーチャル体験するもよし、モーツァルトへの関心を高めるもよし。次にウィーンを訪れる際に役立つ情報をピックアップしてご紹介します。
ザルツブルクに生まれ、35年の生涯の晩年10年をウィーンで過ごしたモーツァルトに焦点をあてましょう。
やっぱりモーツァルト！
◾️人物像と面白エピソード
短い生涯とはいえ、西洋音楽史における重要な作曲家であるモーツァルトについては、楽曲とともにすでに数々のエピソードが知られていますが、オーストリア政府観光局「モーツァルトをもっと身近に...音楽の天才とその人間像」では、生涯のほか、彼の好物やペットなどについて、「そうだったの!?」と出会う面白エピソードも。
https://www.austria.info/jp/service-and-facts/famous-austrian-people/wolfgang-amadeus-mozart
◾️モーツァルトの住居
ウィーンから電車で3時間ほどのザルツブルクにモーツァルトの生家があります。旧市街地のゲトライデガッセにある黄色い建物です（写真）。後にモーツァルト一家は現在のマカルト広場の家に引越しました。こちらは以前は「タンツマイスターハウス（舞踏教師の家）」と呼ばれていましたが、現在は「モーツァルトの住居」と呼ばれています。
このモーツァルトの住居で開催されているレオポルド・モーツァルト特別展を、バーチャルで体験できます。入り口から階段を上がって部屋を進んでいく・・・360度動画の中で、自分が進みたいところへ行き、見たいものに近づいてみることができます。
オーストリア政府観光局の「バーチャルでオーストリアを体験する」の「モーツァルトの住居」から。
https://www.austria.info/jp/austrianhomestories/virtual-austria→「モーツァルトの住居」→特別展：レオポルト・モーツァルト。
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