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世界中を震撼させた新型コロナウイルスによるパンデミックも、ようやく終息のきざしが見え始めているといえるかもしれません。世界各地の劇場から、次々に発表される2022/2023のシーズン・プログラムに心踊らせるオペラやバレエのファンも多いことでしょう。そうしたなか、8月からの公開が発表されたバレエの殿堂、パリ・オペラ座を舞台にした情熱ドキュメンタリー映画「新章 パリ・オペラ座 特別なシーズンの始まり」にも興味が高まります。
パリ・オペラ座の閉鎖からの日々を撮影した映像の数々は、バレエダンサーたちの不安、葛藤、期待といった心境に寄り添いながら、ダンサーと振付家が協力し合い、ひとつの舞台を作り上げていく姿を追っていきます。同映画はすでに、今年1月に開催されたフランス国際ドキュメンタリー映画祭（FIPADOC）にて観客賞に輝き、第40回モントリオール国際芸術映画祭（FIFA）にも正式出品され、「ダンスに捧げる感動的な抒情詩」（La vie）、「舞台の魔法を魅せてくれる1本」（TT Télérama）と評価されました。
出演はアマンディーヌ・アルビッソン、レオノール・ボラック、ヴァランティーヌ・コラサント、ドロテ・ジルベール、リュドミラ・パリエロ、パク・セウン、マチュー・ガニオ、マチアス・エイマン、ジェルマン・ルーヴェ、ユーゴ・マルシャン、ポール・マルクらパリ・オペラ座バレエのダンサー、アレクサンダー・ネーフ総裁、そして芸術監督オレリー・デュポン。
8月19日（金）よりBunkamuraル・シネマ他にて全国順次公開されます。
『新章パリ・オペラ座 特別なシーズンの始まり』
公式HP： https://gaga.ne.jp/parisopera_unusual/
プロモーションビデオはこちらから https://youtu.be/w2_Y4fYk1IU
『新章パリ・オペラ座 特別なシーズンの始まり』日本版ポスター
夜明けの空を背景にしたパリ・オペラ座の建物とともに、パリ・オペラ座にとって宝でもある演目、ルドルフ・ヌレエフ版「ラ・バヤデール」のリハーサル風景、本番の舞台シーン、そして「ロミオとジュリエット」のアンコールシーンを紹介。パンデミックを経て、久しぶりにパリ・オペラ座の舞台に戻ってきたダンサーたちから溢れ出た、踊ることのできる喜びが伝わってくるビジュアルとなっています。
