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英国ロイヤル・オペラ・ハウスで上演されたオペラとバレエの舞台が映画館のスクリーンで観られる「英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン」は、ファンの間ではすでに定評を得ているもの。2022/23シーズンは、バレエ6作品オペラ7作品と、これまで最大のスケールで届けられます。2023年英国ロイヤル・バレエ団の日本公演にちなみ、注目のバレエ公演をご紹介！
英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン2022/23のバレエのオープニングを飾るのは、平野亮一主演の『うたかたの恋 - マイヤリング- 』。英国バレエを代表する巨匠ケネス・マクミランが1978年に実話に基づきバレエ化したこの作品は、政略結婚を強いられ、宮廷内の策略など政治的にも翻弄される皇太子ルドルフが、次々と愛人を作り、苦悩し病んでいく物語。平野演じるルドルフ皇太子は、6人の女性ダンサーと超絶技巧のパ・ド・ドゥを繰り広げ、高い演技力とパートナリング技術の確かさを世界に認められました。
『うたかたの恋 - マイヤリング-』
©2018 ROH. Ph by Helen Maybanks
2月に公開される〈ダイヤモンド・セレブレーション〉は、「フレンズ・オブ・コヴェントガーデン」設立60周年を記念したガラ公演。英国ロイヤル・バレエ団のレパートリーに欠かせない英国人振付家アシュトン、マクミランの作品をはじめ、ウェイン・マクレガーによる同バレエ団への初の振付作品、英国出身の振付家クリストファー・ウィールドンによる作品など、英国ロイヤル・バレエ団の伝統と革新の両面をあらわす演目で構成されています。なお、2023年日本公演では、この公演で上演された3作品に、傑作の誉れ高いアシュトンの中篇バレエ『田園の出来事』を加えた〈ロイヤル・セレブレーション〉が予定されています。
＊「フレンズ・オブ・コヴェントガーデン」は、バレエ、ダンス、オペラ、音楽の未来のための慈善寄付組織。
〈ダイヤモンド・セレブレーション〉より
© ROH Bill Cooper, 2012
英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン2022-23のラインナップ
2022年
オペラ『蝶々夫人』12/9（金）より順次公開
バレエ『うたかたの恋 - マイヤリング- 』 12/16（金）より順次公開
2023年
オペラ『アイーダ』1/6（金）より順次公開
オペラ『ラ・ボエーム』1/20（金）より順次公開
バレエ『ダイヤモンド・セレブレーション 』 2/17（金）より順次公開
バレエ『くるみ割り人形 』 2/24（金）より順次公開
バレエ『赤い薔薇ソースの伝説 』 3/24（金）より順次公開
オペラ『セビリアの理髪師』5/19（金）より順次公開
オペラ『トゥーランドット』6/2（金）より順次公開
バレエ『シンデレラ 』 6/16（金）より順次公開
オペラ『フィガロの結婚』7/7（金）より順次公開
バレエ『眠れる森の美女 』 8/25（金）より順次公開
オペラ『イル・トロヴァトーレ』9/22（金）より順次公開
英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン2022/23公式サイト
http://tohotowa.co.jp/roh/
英国ロイヤル・バレエ団2023年日本公演の情報はこちらから。
https://www.nbs.or.jp/publish/news/2022/11/-2023-2.html
