2024/11/06(水)Vol.505
| 2024/11/06(水) | |
| 2024年11月06日号 | |
| バレエ 関連情報 |
|
| シュツットガルト・バレエ団バレエ |
Photo: LeicaGalleryOmotesando©AlwinMaigler
6年ぶりのフルカンパニーでの日本公演開催とともに、シュツットガルト・バレエ団のダンサーたちを"もう一つの姿"で鑑賞できる写真展が東京・ライカギャラリー表参道で開催されています。
この写真展は新進気鋭のドイツ人写真家アルヴィン・マイグラーによる「NOCTURNE」と題したシリーズ。コロナ禍の2020年からシュツットガルト・バレエ団を撮影するマイグラーが、「偶然と即興に創造的な余地を委ねる」というコンセプトにもとづき、ダンサーとコミュニケーションを重ねてきた最新シリーズで、今回の展示では、夜の街を舞台に舞い踊り、戯れる姿をとらえたスナップショット作品から厳選された15点が披露されています。また、写真集も出版されることとなりました。
写真展開催を前にした10月28日(火)には、表参道のライカギャラリーでオープニング・パーティーが行われ、来日直後のシュツットガルト・バレエ団──芸術監督タマシュ・デートリッヒ、プリンシパルのロシオ・アレマン、ヴェロニカ・ヴェルテリッチ、ガブリエル・フィゲレド、ロマン・ノヴィツキー、マルティ・パイシャ、アドナイ・ソアレス・ダ・シルヴァらをはじめとするメンバーたちが集まり、華やかに場を彩りました。デートリッヒ芸術監督は、「これからもマイグラー氏と良い関係を築いていき、ダンサーたちの美しさを写真という形で残していきたい」とスピーチで語りました。
暗闇のなかのダンサーたちをとらえた写真は、舞台での躍動とは異なるダンサーたちの姿であると同時に、さまざまな創造世界を広げるものでもあるでしょう。11月の日本公演に加えてのお楽しみを!