初来日が目前となったリセット・オロペサから、ホットなニュースが届きました。
2枚目のソロ・アルバム「French Bel Canto Arias」が10月7日に全世界でデジタル・リリースされるとのこと。
タイトルからもうかがえる通り、フランス語で歌うベルカントのアリアの数々がおさめられています。
このアルバムについて、オロペサ自身はこう語っています。
「数年前、私はパリでマイヤベーアの素晴らしいオペラを歌う機会をもち、その際にフランスのグランド・オペラとイタリアのベルカント作曲家が遺したものに大いに触発されました。ルイジアナ州で育った私が最初に学んだ外国語はフランス語だったのですが、フランス語の響きとフランス語で歌う感覚に、とても深い喜びを感じました。大学で声楽の勉強を始めたとき、いくつかのフランスの歌曲やアリアにも取り組みましたが、トレーニングの大部分はイタリアのベルカントでした。そしてモーツァルト。それで私は初めての録音にモーツァルトのコンサート・アリアを選んだのです。そして今回、フランス語とイタリアのベルカントという、私の愛する2つの要素を新しいアルバムに組み合わせる方法を見つけ、とても興奮しました。ロッシーニとドニゼッティのフランス語作品からアリアを録音するというアイデアが生まれたのです!」
フィーチャーされた曲は、ロッシーニの『コリントの包囲』『ウィリアム・テル』『オリー伯爵』からと、ドニゼッティ『殉教者』『ランメルモールのルチア』『連隊の娘』から。オペラ作品としてあまり知られていないものもありますが、イタリア語版で人気のある作品のフランス語版も。こうした選曲にオロペサ自身は楽しんで取り組んだそうです。
ダウンロード(デジタル・リリース)はこちらから
https://www.pentatonemusic.com/product/french-bel-canto-arias/
French Bel Canto Arias
Lisette Oropesa,
Sächsischer Staatsopernchor Dresden, Dresdner Philharmonie, Corrado Rovaris
French Bel
Track Listing
Gioachino Rossini (1792-1868)
1-2 Que vais-je devenir ?... Du séjour de la lumière (Le siège de Corinthe)
3-4 L'heure fatale approche... Juste ciel (Le siège de Corinthe)
5-6 Ils s'éloignent enfin... Sombre forêt (Guillaume Tell)
7-8 En proie à la tristesse... Céleste providence (Le comte Ory)
Gaetano Donizetti (1797-1848)
9-10 Ô ma mère... Qu'ici ta main glacée bénisse ton enfant (Les martyrs)
11-12 Gilbert... Ô fontaine... Que n'avons-nous des ailes ? (Lucie de Lammermoor)
13 Il faut partir (La fille du régiment)
14-15 C'en est donc fait... Salut à la France (La fille du régiment)
Sächsischer Staatsopernchor Dresden
Dresdner Philharmonie
Corrado Rovaris (Conductor)