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コロナ禍のロックダウン中にあるウィーン国立歌劇場ですが、この間も日替わりで無料ストリーミングを行っています。スケジュールは一週間分ずつの発表。通常は日替わりで日本時間午前3時に開始され、24時間配信されています。2月16日からのラインナップでの注目は『カルメン』新演出初演のライブ！
カリスト・ビエイトの演出は過激さで物議を醸すこともありますが、彼が現代の注目演出家の一人であることは確か。数あるオペラのなかでもトップ10に入るであろう人気オペラ『カルメン』を、どんなふうに扱うか、オペラ・ファンにとっては楽しみにちがいありません。
ウィーン国立歌劇場は、2月8日から図書館や動物園ほか、一部の施設のオープンが可能となったことから、劇場の内部見学を開始、3月初旬からは公演再開も見込まれています。
なにごともなく、通常のシーズンであれば、新演出のライブ配信が行われることは稀かもしれませんし、行われたとしても有料となるはず。コロナ禍ならではの"利点"と考え、いまを楽しんではいかがでしょう。
『カルメン』のライブ配信は2月21日午前2時から
https://play.wiener-staatsoper.at
＊ウィーン国立歌劇場のストリーミングは、play.wiener-staatsoper.at にアクセスし、アプリをダウンロードし、一度登録した後、視聴可能となります。
[2月22日までのプログラム] ＊『カルメン』以外はすべて日本時間午前3時に開始、24時間配信
●2月16日（火）『皇帝ティトの慈悲』（2016/4/4上演）
指揮：アダム・フィッシャー／演出：ユルゲン・フリム
●2月17日（水）『魔笛』（2015/1/4上演）
指揮：アダム・フィッシャー／演出：モーシェ・レイザ &パトリス・コリエ
●2月18日（木）『愛の妙薬』（2016/6/13上演）
指揮：マルコ・アルミリアート／演出：オットー・シェンク
●2月19日（金）『チェネレントラ』（2018/2/22上演）
指揮：ジャン＝クリストフ・スピノジ／演出：ロルフ・グリッテンベルク
●2月20日（土）『夢遊病の女』（2017/1/13上演）
指揮：ギレルモ・ガルシア・カルボ／演出：マルコ・アルトゥーロ・マレッリ
●2月21日（日）『カルメン』（ライブ）
指揮：アンドレス・オロスコ＝エストラーダ／演出：カリスト・ビエイト
●2月22日（月）『愛の妙薬』（2016/6/13上演）
指揮：マルコ・アルミリアート／演出：オットー・シェンク
