2007年11月アーカイブ

厚地康雄メッセージ2

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お久しぶりです。

バーミンガムもとても寒くなってきました。
先週から、バーミンガムの冬の風物詩とも言えるジャーマン・マーケットがオープンしました。
ドイツからのソーセージやワイン、クレープなどがあって、街がすごくにぎわっています。
イルミネーションもとても豪華で、街全体がクリスマスの色でいっぱいです。

先週末に3連休があって、ロンドンに行ってロイヤルバレエスクール時代の親友に会ってきました。
やはり学校で3年間の苦楽を共にした仲なので、二人で過ごした時間は本当に楽しかったです。

今週金曜日からいよいよ『くるみ割り人形』が始まります。
明日からそのための舞台リハーサルが始まり、とても忙しくなります。
約2週間で21回公演。。。体を壊さないようにしなければいけませんね!

『くるみ割り人形』に限ってはツアーで他の地域で公演する事がない為、
公演しながらも自分のベッドで寝られるのが何よりの救いです。(^^;)
やはりツアー中のホテル暮らしなどは疲れますからね。

今年からは初めて日曜日に2回公演があります。
『くるみ割り人形』以外では絶対に日曜日に公演はしないのですが、やはり家族みんなで観られる作品だからでしょうか。
その代わりに毎週月曜日が休みになります。

BRBの『くるみ割り人形』は、サー・ピーター・ライト版で、本当に素晴らしい作品になっています。
毎回公演するのが楽しいくらいです。

このくるみ割り人形を越えれば日本ツアーが待ってますね! 頑張ります。

それではまた。(^_^)

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メディア情報

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下記の媒体に英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ団関連記事が掲載されます。ご覧ください。

◆BOAO 1月号(マガジンハウス/12月7日発売)
佐久間奈緒さんのインタビューが掲載されます。

◆インレッド 1月号(宝島社/12月7日発売)
伊達なつめさんによる「美女と野獣」の作品紹介が掲載されます。

◆SWAN MAGAZINE 冬号(平凡社/12月7日発売予定)
芸術監督デヴィッド・ビントリーのインタビューが掲載されます。

英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ団「コッペリア」の追加公演が下記のとおり決定いたしました。

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「コッペリア」 [全3幕] 
   演出・振付:ピーター・ライト
   音楽:レオ・ドリーブ
   指揮:バリー・ワーズワース/ポール・マーフィ/フィリップ・エリス
   演奏:東京ニューシティ管弦楽団


■公演日:2008年1月14日(月・祝) 5:00p.m.

■会場:ゆうぽうとホール

■出演:吉田都(スワニルダ) イアン・マッケイ(フランツ)

※上記の配役は2007年11月19日現在の予定です。英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ団の都合、出演者の病気・怪我等により出演者が変更になる場合がありますので、あらかじめご了承ください。出演者の正式発表は公演当日になります。

■入場料[税込]
S=¥18,000  A=¥16,000 B=¥14,000 C=¥10,000 D=¥8,000
※未就学児童のご入場はお断りします。

■前売開始日:12月15日(土) 10:00より  下記前売所にて一斉発売開始!

■前売所
・e+(イープラス) http://eplus.jp/ (パソコン&携帯)
 *プレオーダー  12月6日(木)~9日(日)
・電子チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード:381-750) http://www.pia.co.jp/
 *プレリザーブ  12月6日(木)~11日(火) *インターネットのみで受付
・東京文化会館チケットサービス 03-5815-5452

■お問い合わせ、お申し込み
NBSチケットセンター TEL03-3791-8888(平日10:00~18:00、土曜10:00~13:00)

メディア情報

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下記の媒体に英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ団関連記事が掲載されます。ご覧ください。

◆旅 1月号(新潮社/11月20日発売)

特集"旅プライベートアイズ20-海外で活躍する日本人バレリーナ、美しきアリートたちの凱旋"に佐久間奈緒さんのインタビューが掲載されます。

◆Domani 1月号(小学館/11月28日発売)

STAGEページに、佐久間奈緒さんのインタビューが掲載されます。

◆マリ・クレール 1月号(アシェット婦人画報社/11月28日発売)

エンタテイメントページに、佐久間奈緒さんのインタビューが掲載されます。

厚地康雄メッセージ

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こんにちは。 BRBの厚地康雄です。

ブログを書くのは初めてで、正直何をどう書いていいかわかりません。(^^;)

とりあえず最近の出来事を書いてみます。

先々週で長かったツアーが終わって、またくるみ割り人形が始まるまで
ずっとリハーサルが続きます。
ツアーではディレクターの作品の「エドワード2世」と「パキータ」「Nine Sinatra Songs」「ダフィニス&クロエ」を含む“トリプル・ビル”を、地元バーミンガムでの公演を含め5週間にわたって公演しました。
最後の週では団員の疲労がピ-クに達して怪我人が続出し、自分を含め何人かは急遽、他の人の場所を覚えて公演しました。

ツアーはすごく疲れましたが、ツアー先での現地の人たちとの出会いや、その土地の食べ物を食べられたりと、楽しめる面も毎回たくさんあります。 


先週からは、日本ツアーに向けての「美女と野獣」のリハーサルが毎日のように入っています。
初めてやる作品なので、たくさん覚えることがあります。
今日はその作品の衣装合わせがありました。 愉快な衣装で楽しい感じです。(^^)

そのほかにも、「くるみ割り人形」、日本ツアーの後の「白鳥の湖」のリハーサルも入ってるので、みんな頭がこんがらがっています。()


ただ、やはりバレエ団の全員が日本ツアーを楽しみにしています。
夏休みの前からみんな日本ツアーのことを毎日のように話しています。
日本のガイドブックをもう買って読んでる人もいます。 僕もすごく楽しみで待ちきれません!!

また明日からリハーサル頑張ります(^^) またメッセージ送ります!

平田桃子メッセージ

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こんにちは、はじめましてバーミンガム・ロイヤル・バレエの平田桃子です。
日本ツアーもいよいよ間近にせまってきました。
これから何度か日本ツアーまでブログを書かせていただきます。

つい先日まで私たちは3週間のツアーに出ていましたが、今はバーミンガムに戻りリハーサルをしています。
3週間後にはピーター・ライト版の「くるみ割り人形」が始まります。
このプロダクションはセットやコスチュームがとにかく豪華で、舞台に立っているとまるで別世界にいる気分になれます!!
金平糖の精を踊るのはこれで3度目になりますが、毎回違うパートナーと踊るのでその度新しい発見があってとてもやりがいがあります。
今回は初めてクララのカバーもやることになりました。
予想もしていなかっただけにすごく楽しみです!

先日イギリスBBCのテレビ番組のゲストとしてテレビに出ました。
“Strictly Come Dancing”という番組で、有名人たちがプロのダンサーたちと一緒にボールルームダンスを審査員たちの前で踊るという内容です。
撮影をするのに丸1日かかりました。
プロのアーティストにメイクとヘアーをやってもらい最高の気分でした!
有名人たちと同じスタジオで一緒に撮影をして話す機会もあり、とても充実した特別な1日になりました。
バーミンガムでは夏時間も終わりだいぶ日が短くなって、いよいよ冬到来です。
日本も寒くなってきたようですから、風邪等ひかないように注意してくださいね。
それではまた、さようなら。

 

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Strictly Come Dancing”の収録時に友人と

12年ぶりとなるバーミンガム・ロイヤル・バレエ団(BRB)日本公演開幕まで、あと2ヶ月。BRBには、プリンシパルの佐久間奈緒さん、ファースト・ソリストの山本康介さん、ファースト・アーティストの平田桃子さん、アーティストの厚地康雄さんの4人の日本人ダンサーが所属していますが、開幕までの間、佐久間さん、平田さん、厚地さんからこのブログにコメントを寄せていただくことになりました。
初回は東京公演の「美女と野獣」、西宮公演の「コッペリア」に主演する佐久間奈緒さんからのメッセージをお届けします。

*山本康介さんは現在オーストラリア・バレエ団にゲスト出演中です。

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日本の皆さん、はじめまして。バーミンガム・ロイヤル・バレエ団プリンシパルの佐久間奈緒です。

今回は12年ぶりの日本公演ということで私自身とても楽しみにしています。12年前このバレエ団に入った私はコールドバレエで日本ツアーに行きました。その時にも「コッペリア」をやったのですが入団したてだった私は吉田都さんが主役を踊られたていた後ろでコールドとして出ていました。そして今回東京でベル役(美女と野獣)をそして西宮でスワニルダ役(コッペリア)を演じることになっているので12年前とはまったく違う状況の日本ツアーにウキウキしている反面、責任も感じています。
「コッペリア」のほうはとてもなじみのある作品なので私自身はじめバレエ団の雰囲気を生かすことが出来ればいいなあと思っていますが、「美女と野獣」のほうは日本初公開なのでみなさんの反応が楽しみです。

さて、現在のバレエ団の状況をちょっとだけご報告させていただきます。
先週、5週間の秋のシーズンが終わりました。作品は芸術監督デヴィッド・ビントリーの傑作である”エドワード2世”と”トリプル・ビル”(パキータなど)でした。バーミンガムで2週間公演をしたあと、3週間の国内ツアーというとてもハードスケジュールでしたので、怪我をしてしまった人や病気になった人たちもいましたが、なんとか全ての公演成功に終わりました。

 

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佐久間奈緒&ツァオ・チー photo:Andrew Ross

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