ベルリン国立歌劇場
ドン・ジョバンニ トリスタンとイゾルデ モーゼとアロン イントロダクション
来日記念特別演奏会
公演概要
 
ダニエル・バレンボイム ワルトラウト・マイヤー  Waltraud Meier
 
プロフィール
プログラム
公演概要
巨匠と名門オーケストラが人馬一体となって、奇跡の音楽が降臨する瞬間。
 円熟を極める世界的指揮者ダニエル・バレンボイムが、ドイツ音楽の名門ベルリン・シュターツカペレを率いて15年。偉大なマエストロの下に大きな発展を遂げたこの伝統あるオーケストラは、今輝かしい黄金期を迎えています。「オーケストラの進歩に限界はない。私は死後までもこのオーケストラを指揮したい」とバレンボイムが語るほどの厚い絆で結ばれた彼らの4度目の演奏会が、魅力的なプログラムを伴って実現します。
 ベルリン国立歌劇場付きのオーケストラであるベルリン・シュターツカペレは、伝統・実力・人気いずれをとってもベルリンを代表する存在です。18世紀中葉にプロイセン王国の宮廷楽団として発足。その歴史は、かたや国際的名声を誇るベルリン・フィルハーモニー管弦楽団に比べて140年以上も古く、錚々たる名指揮者が名演奏を繰り広げてきました。
 バレンボイムがベルリン歌劇場の音楽総監督に就任したのは、1992年、東西ドイツ統一の後。バレンボイムは、未曽有の社会変動の煽りを受けて危機的状況にあったオーケストラの士気を奮い立たせ、伝統の重厚な響きに洗練と熱い情熱を注ぎ込み、精力的な演奏会活動を通して改めて国際的な評価を獲得しました。日本でも1997年来日時、わずか20日ほどの間にオペラ公演と併行して成し遂げた、全6夜にわたる衝撃的な“ベートーヴェン・チクルス”をはじめ、数々の名演が伝説となっています。
 今回はベートーヴェンの中でも、その革新性が音楽史上の奇跡と謳われる交響曲第3番「英雄」と、ピアノ協奏曲の中で最も完成度が高いと評価され、バレンボイムの“弾き振り”で演奏される第4番。同じくベートーヴェンの最も緻密にしてドラマティックな傑作、交響曲第5番とソロ奏者の活躍も聴きどころのリヒャルト・シュトラウスの交響詩「ドン・キホーテ」。そして今年ベルリン・フェストターゲ(復活祭音楽祭)で取り上げているマーラー・チクルスの中から、マーラーの最高傑作と称される第9番というプログラム。魂を揺さぶられる圧倒的な感動が、あなたを待っています!
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プロフィール
 
ダニエル・バレンボイム
 1942年、アルゼンチン・ブエノスアイレス生まれ。5歳からピアノを学びはじめ、早くから非凡な才能を発揮する。1952年に両親とともにイスラエルに移住。
 10歳で、ウィーンとローマ、その後1955年にはパリ、56年にはロンドン、57年にはニューヨークで、ピアニストとして国際的デビューを飾る。
 ピアニストとして成功を収めながらも、ヴェルハイムフルトヴェングラーの影響を強く受けたバレンボイムは、徐々に指揮者としての活動も開始。
 1967年にイギリスでフィルハーモニア管弦楽団を指揮して以来、欧米の主要なオーケストラから招かれるようになる。1975年から1989年までは国立パリ管弦楽団の音楽監督を務め、その名声を一段と高めた。また、1981年にはバイロイト音楽祭で「トリスタンとイゾルデ」を指揮し、大絶賛される。以来1999年まで18年間連続でバイロイト音楽祭に出演し、ワーグナー指揮者の第一人者としての地位を不動のものにした。
 東西ドイツ統一後、1992年よりベルリン国立歌劇場の音楽監督を務め、演出家ハリー・クプファーとともに、ワーグナーの全10作のオペラを新制作。2002年春には、自ら創始した〈ベルリン・フィスト・ターゲ〉において、10作を連続上演するなど、欧州のオペラ界に輝かしい軌跡を残している。さらに、毎年開催される〈モーツァルト・フェスト〉では、オペラ指揮をはじめ、ピアノ伴奏など意欲的な活動を行なっている。モーツァルトのオペラのなかでも、ダ・ポンテ三部作と呼ばれる『フィガロの結婚』、『ドン・ジョヴァンニ』、『コシ・ファン・トゥッテ』は1999年から毎年1作ずつ新演出が行なわれた。
 ベルリン・シュターツカペレとは1997年、2002年のベルリン国立歌劇場公演のほか、2005年にも来日公演を行なっている。1997年の日本公演では《ベートーヴェン・チクルス》を開催し、ベートーヴェンの交響曲とピアノ協奏曲(ソリストはバレンボイム)を全曲演奏した。
 
ベルリン・シュターツカペレ
 ベルリンで最も古く、ドイツで最も伝統あるオーケストラに数えられるベルリン・シュターツカペレは、ブランデンブルク選帝侯ヨアヒム二世により宮廷楽団として創設された。18世紀半ばには、宮廷楽団の団員は宮廷歌劇場の外でも演奏し、ベルリンのコンサートには欠かせない存在となっていった。
 1992年にダニエル・バレンボイムが音楽総監督に就任。バレンボイム指揮のもと、国際的な名声はますます高まった。バレンボイムは音楽総監督として、ベルリン・シュターツカペレのコンサート活動を重要な使命と考えており、これまでにブーレーズ、エッシェンバッハ、メータ、サヴァリッシュ、ショルティなど数多くの重要な指揮者やソリストをシンフォニー・コンサートに招いた。
 ベルリン・シュターツカペレの団員は、年に平均200回におよぶオペラやバレエの上演と約25回のシンフォニー・コンサートのほかに、毎年20回を超える室内楽のコンサートを催し、その豊富なレパートリーと多彩な編成により、演奏家のスタイルの幅の広さとソリストの能力の高さを遺憾なく発揮している。
 バレンボイムとは、1997年、2002年、2005年に日本公演を行なっている。
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プログラム
 
9月27日(木)7:00 p.m.  
指揮/ピアノ:ダニエル・バレンボイム  
L.v.ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番 ト長調op .58 L.v.Beethoven:Piano concerto Nr.4
L.v.ベートーヴェン:交響曲第3番 変ホ長調 「英雄」op .55 L.v.Beethoven:Symphony Nr.3
   
10月3日(水)7:00 p.m.  
R.シュトラウス:交響詩「ドン・キホーテ」op .35 op.35 R.Strauss:Don Qixote
L.v.ベートーヴェン:交響曲第5番 ハ短調 「運命」op .67 L.v.Beethoven:Symphony Nr.5
   
10月12日(金)7:00 p.m.  
G.マーラー:交響曲第9番 ニ長調 G.Mahler: Symphony Nr.9
   
※曲目は演奏者の都合により変更になることがあります。  
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公演概要
 
公演日程・会場
2007年9月27日
(木)7:00 p.m.
2007年10月3日 (水)7:00 p.m.
2007年10月12日 (金)7:00 p.m.
サントリーホール
料金
  [9月27日]
S=¥25,000 A=¥22,000 B=¥19,000 C=¥16,000 D=¥13,000 E=¥10,000 
エコノミー券=¥8,000(イープラスのみで、8月31日(金)より受付開始/お一人様2枚まで)
学生券=¥6,000(NBSのみで、8月31日(金)より受付)
  [10月3日、10月12日]
S=¥22,000 A=¥20,000 B=¥18,000 C=¥15,000 D=¥12,000 E=¥9,000 
エコノミー券=¥7,000(イープラスのみで、8月31日(金)より受付開始/お一人様2枚まで)
学生券=¥5,000(NBSのみで、8月31日(金)より受付)
※学生券は22歳までの学生を対象とします。公演当日に必ず学生証をお持ちください。
※未就学児童の入場はお断りいたします。
最大3,000円お得!
2演目・3演目セット券(S.A.B券)

※サントリーホールでの3つの演奏会のうち、2演目または3演目のS、A、B券を同時にお申し込みいただくと、2演目1セットにつき2,000円、3演目1セットにつき3,000円割引きいたします。券種の組み合わせは自由です。
一斉HATUBAI
2007年4月14日(土) 10:00a.m.より受付開始!!
[前売所]
e+(イープラス) http://eplus.jp/ (パソコン&携帯)
※プレオーダー4月5日(木)〜4月8日(日)
電子チケットぴあ 0570-02-9990(オペレーター対応)
0570-02-9999(Pコード:255-369)
インターネット:http://t.pia.co.jp/berlinopera07/
プレリザーブ:4/5(木)〜4/8(日) インターネットのみで受付
CNプレイガイド 0570-08-9990
東京文化会館
チケットサービス
03-5815-5452
サントリーホール・
チケットセンター
03-3584-9999
ローソンチケット 0570-000-407 (10時〜20時)
*Lコード/32822
全国公演
10月19日(金) 東京文化会館(都民劇場公演) TEL:03-3572-4311
お問い合わせ・お申し込み
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