今をときめく“バレエの王子さま”たちによる新企画がいよいよ始動! 王子たちが超絶技巧やエレガンスを競い、はたまた真夏の夢へとあなたをいざないます。火花散るテクニックの応酬が繰り広げられる華やかな「エチュード」をはじめ、気鋭の振付家によるユニークな小品などが並ぶ見応えあるプログラムが実現します!
爽やかな笑みをたたえながら軽々と超絶技を繰り出し、女性の心を鷲掴みにするプリンス。短髪の似合う現代的なハンサムながら、古典バレエの主役を、清々しい気品をもって演じる姿が印象的だ。マリインスキー・バレエの花形プリンシパルとして活躍も、2011年初頭にミハイロフスキー劇場バレエに電撃移籍、センセーションを巻き起こす。その後同バレエ団芸術監督(現常任振付家)ナチョ・ドゥアトの作品などに積極的に取り組み、その魅力はより多彩に!
超絶技巧鮮やかな爽やか王子 レオニード・サラファーノフ Leonid Sarafanov(ミハイロスフキー劇場バレエ) Photo:Kiyonori Hasegawa
あどけなさも残る柔和な笑顔とは裏腹に、破格のテクニックで皆を一気に舞台の世界へ引き込む“ワンダー・ボーイ”。ロシア出身、両親ともにバレエ・ダンサーというサラブレッドだ。アートへの造詣も深く、自身の企画による公演〈インテンシオ〉では最新映像技術を効果的に用いて話題に。十八番『レ・ブルジョワ』(ファン・コーウェンベルグ振付)ではコミカルな演技で客席を虜にしながら驚異的な大技を軽々と放つ。そのキラキラ感こそ、彼いちばんの魅力!
才気あふれるキラキラ王子 ダニール・シムキン Daniil Simkin(アメリカン・バレエ・シアター) Photo:Kiyonori Hasegawa
2011年にマリインスキー・バレエのプリンシパルに昇進、いまや同バレエ団を代表する美しき王子ダンサーとして世界の舞台で活躍中。数々の古典の王子役を演じているが、映像化されている『ラ・バヤデール』ソロル役も当り役の一つ。2014年5月にはアメリカン・バレエ・シアターに同役で初主演、その直後に東京バレエ団のマカロワ版『ラ・バヤデール』にも客演し、コジョカルを相手に戦士ソロルを熱演。甘いマスクと優美な存在感で大注目となった。
甘いマスクの美しきロシア王子
ウラジーミル・シクリャローフ
Vladimir Shklyarov(マリインスキー・バレエ)
Photo:Kiyonori Hasegawa
ロンドン郊外の生まれで英国ロイヤル・バレエ学校出身という生粋の“ロイヤル・ダンサー”。憂いを帯びた独特のエレガンスが魅力で、『うたかたの恋』の悲劇の皇太子ルドルフはまさにはまり役。ウィールドン振付『不思議の国のアリス』では狂言回し的な役柄のルイス・キャロル/白うさぎ役を個性たっぷりに好演、2014年初演の『冬物語』では狂気のシチリア王で絶賛された。一筋縄ではいかない、演劇の国ならではの魅力にあふれた王子だ。
憂いを帯びたエレガンスで魅せる英国の王子 エドワード・ワトソン Edward Watson(英国ロイヤル・バレエ団) Photo:David Allen
2016年
7月15日(金)7:00p.m.
7月16日(土)2:00p.m.
7月17日(日)2:00p.m
7月18日(月・祝)2:00p.m.
会場:文京シビックホール
ランダー振付「エチュード」、マグレガー振付新作、ノヴィツキー振付「同じ大きさ?」ほか
*演奏は特別録音による音源を使用します。
共演:東京バレエ団
S=¥16,000 A=¥14,000 B=¥12,000 C=¥9,000 D=¥7,000
学生券=¥3,000
*学生券はNBS WEBチケットのみで6月17日(金)より発売。
★ペア割引(S,A,B席)あり ★親子ペア券(S,A,B席)あり
*表記の出演者と演目は2016年3月22日現在の予定です。出演者の都合、怪我、病気等で変更になる場合があります。
ウィーン国立歌劇場 2016年日本公演 歌手たちの魅力 |
〈バレエの王子さま〉 |
英国ロイヤル・バレエ団 『ジゼル』 |