新型コロナウイルス禍による損害を受けて 緊急寄付のお願い

このたびの新型コロナウイルス感染防止対策としての文化イベント自粛要請の影響は計り知れなく、音楽・演劇公演の全体の損害額は、3月17日現在で520億円に及ぶと言われています。前代未聞の危機的な状況です。政府は損害を被った団体に対する融資策は考えているようですが、補償や補填の見通しはまったく立っていません。弊財団も2月末から3月上旬にかけてパリ・オペラ座バレエ団日本公演をなんとか実現したものの、ご来場を控えられた3割程度のお客さまに対するチケット代の払い戻しが生じました。その額は1億5千万円程度にものぼります。今後も海外からの団体や個人のアーティストなどが、渡航制限のため来日できないことが予想されるため、計画の変更を余儀なくされるとともに、損失額がかさむことを懸念しています。

弊財団は設立以来、ファンドレイジング(寄付金募集事業)に取り組んでまいりましたが、いまほど切迫して資金調達が必要なことはありません。たいへん不躾なお願いであることは承知していますが、誰も想像しなかったこの難局を乗り越えるために、舞台芸術愛好家の皆さまのご支援を賜りたく、なにとぞご寄付についてご検討いただけますと幸いです。

一日も早く社会生活を日常へと戻し、再び人々が心から舞台芸術を楽しみ、笑顔とともに感動をお届けできるよう、弊財団としても最善を尽くす所存でございます。

お申込み・お問合せは

公益財団法人日本舞台芸術振興会 支援業務室
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