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2018/10/01 2018:10:01:18:29:19

シュツットガルト・バレエ団記者会見レポート

 去る世界バレエフェスティバル開催期間中、その真っ只中の8月9日、シュツットガルト・バレエ団新芸術監督のタマシュ・デートリッヒを迎え、11月に実現するシュツットガルト・バレエ団日本公演の記者会見が催されました。


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 会見には、日本公演で上演されるジョン・クランコの『オネーギン』『白鳥の湖』の2作に出演するアリシア・アマトリアン、エリサ・バデネス、フリーデマン・フォーゲル、さらに『オネーギン』に客演するパリ・オペラ座バレエ団のマチュー・ガニオら、世界バレエフェスティバルに出演中のスターたちも登壇、口々に日本公演への抱負を語りました。


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タマシュ・デートリッヒ(シュツットガルト・バレエ団芸術監督)


 9月に芸術監督着任を控えるデートリッヒは、「芸術監督としての初のツアーですが、私個人にとっても、またカンパニーにとっても格別の場所で公演ができ、嬉しい」と笑顔で挨拶。「マリシア・ハイデ、リード・アンダーソンら素晴らしい芸術監督のもとで40年以上も仕事ができ、恵まれていた。継続性を重んじ、クランコのバレエを継承するとともに、新しいバレエにもチャレンジしたい。また若いスターを見出し、育てることも芸術監督の重要な仕事。日本公演でもアドナイ・ソアレス・ダ・シルヴァが『白鳥の湖』に主演、日本人ダンサーの森田愛海も出演する。彼ら若いダンサーたちに大きなチャンスを与えていきたい」と述べた。


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アリシア・アマトリアン(11/2(金)「オネーギン」、11/9(金)「白鳥の湖」主演)


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エリサ・バデネス(11/4(日)「オネーギン」、11/10(土)「白鳥の湖」主演)


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フリーデマン・フォーゲル(11/2(金)「オネーギン」、11/9(金)「白鳥の湖」主演)


 プリンシパルたちも、「『オネーギン』のタチヤーナを踊るためには自分の内面をさらけ出すことを恐れてはいけない。お客さんを引き込む踊りをしたい」(アマトリアン)、「『白鳥の湖』では新しいパートナー(ダ・シルヴァ)と踊ることがとても楽しみ」(バデネス)、「バレエでは皆、同じことを決して繰り返すことができない。誰にもコピーできない演技を」(フォーゲル)と思いを明かしました。また、シュツットガルト・バレエ団について問われたゲストのガニオは、「答えは簡単です! 偉大なカンパニーであり、以前客演した機会を得て、また再び一緒に仕事をしたいと思っていた。今度の共演をとても楽しみにしている」と語っていました。


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マチュー・ガニオ(11/4(日)「オネーギン」主演)



 11月のシュツットガルト・バレエ団日本公演をどうぞお楽しみに。

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