What's New

2024/11/07 2024:11:07:16:00:00

11/7(木)追記 【重要】シュツットガルト・バレエ団2024年日本公演 キャスト変更のお知らせ
 開幕を目前に控え、シュツットガルト・バレエ団2024年日本公演において、アンナ・オサチェンコ(11/3[日]タチヤーナ役、11/9[土]マルグリット役)が急な病気のため来日することができなくなりました。オサチェンコの出演を楽しみにお待ちいただいておりましたお客様には大変申し訳なく、深くお詫び申し上げます。

 この事態を受け、タマシュ・デートリッヒ(シュツットガルト・バレエ団芸術監督)が元の配役を極力変更することがないように熟慮した結果、11月3日(日)の『オネーギン』タチヤーナ役はエリサ・バデネスが代役を務めることになりました。
 『椿姫』については下記のように2日目、3日目のペアの出演日を変更し、上演することになりました。この変更を受け、デヴィッド・ムーアはアルマン役ではなく、ガストン役で出演いたします。また、未定となっておりました他の配役も決定しましたので合わせてご確認いただければ幸いです。なお、この度の配役変更に際し、デートリッヒ芸術監督より下記のとおり日本のお客様へのメッセージが届いておりますので、あわせてご一読くださいますようご案内申し上げます。

 当初の配役での上演を楽しみにお待ちいただいておりましたお客様には大変申し訳ございませんが、この度のやむを得ない配役変更について何卒ご理解賜りますよう、ここにお願い申し上げます。

公益財団法人日本舞台芸術振興会

11月7日(木)追記
当初11月9日(土)の公演にデ・グリュー役で出演を予定していたガブリエル・フィゲレドは怪我のため出演できなくなりました。代わりましてクリーメンス・フルーリッヒが同役をつとめます。



シュツットガルト・バレエ団2024年日本公演

『オネーギン』
11月3日(日)14:00開演
タチヤーナ役 アンナ・オサチェンコ → エリサ・バデネス


『椿姫』
下記のように出演日、配役が変更になりました。
※赤字下線部が変更後の配役です。

11/8(金) 18:30 11/9(土) 14:00 11/10(日) 14:00
マルグリット エリサ・バデネス ロシオ・アレマン エリサ・バデネス
アルマン フリーデマン・フォーゲル マルティ・パイジャ フリーデマン・フォーゲル
マノン アグネス・スー ヴェロニカ・ヴェルテリッチ アグネス・スー
デ・グリュー マッテオ・ミッチーニ クリーメンス・フルーリッヒ 
マッテオ・ミッチーニ
プリュダンス マッケンジー・ブラウン ダイアナ・ルイズ マッケンジー・ブラウン
ガストン アドナイ・ソアレス・ダ・シルヴァ デヴィッド・ムーア アドナイ・ソアレス・ダ・シルヴァ
アルマンの父 ジェイソン・レイリー ロマン・ノヴィツキー ジェイソン・レイリー
オランプ ディアナ・イオネスク 雨宮瑞希 ディアナ・イオネスク
伯爵N ヘンリック・エリクソン エドアルド・サルトリ ヘンリック・エリクソン

※この度の配役変更に伴うご返金、公演日の変更はお受けできません。何卒ご了承ください。
※上記の配役は2024年11月7日(木)現在の配役です。やむを得ない事情で変更が生じる場合もございます。最終的な出演者は公演当日の発表となります。

>>>公演の詳細&チケットのご購入はコチラ

※デートリッヒのメッセージは10月28日時点のものです。

タマシュ・デートリッヒ(シュツットガルト・バレエ団芸術監督)よりメッセージ
シュツットガルト・バレエ団の日本のファンの皆様へ

シュツットガルト・バレエ団のプリンシパル・ダンサー、アンナ・オサチェンコが病気により日本公演に参加できなくなりましたことを謹んでお知らせ申し上げます。来週末まで療養の必要があると診断され、訪日を断念せざるを得なくなりましたことを、私たち自身も大変残念に思っております。アンナの来日を心待ちにしてくださっていた日本の素晴らしいファンの皆さまに、このようなお知らせを差し上げることに心よりお詫び申し上げますとともに、彼女の快復を私とともにお祈りいただけましたら幸いです。

キャストに関しましては、どうかご安心いただければ幸甚に存じます。この度の貴重な6回公演を、観客の皆様にとって最善となるために、また20世紀の傑作バレエ二作品を芸術的視点からベストにお届けするために熟慮した結果、訪日まであと数日ということもあり、出来るだけオリジナルのキャストを守ることといたしました。

11月2日(土)14:00の『オネーギン』は予定どおり、エリサ・バデネスがタチヤーナ役、そしてフリーデマン・フォーゲルが英雄的なオネーギンを踊ります。11月3日(日)14:00公演では、エリサ・バデネスがタチヤーナ役を、ジェイソン・レイリーが謎めいたオネーギンを踊りますが、日本の皆様にとってはこのペアでの上演は、たいへん貴重な機会となることと思います。エリサとジェイソンは、過去に『オネーギン』をカップルで踊っております。二人の情熱的な解釈にきっと心揺さぶられることでしょう。エリサは、最近公開された映画「クランコ」においても、マリシア・ハイデ役として好評を博しており、彼女のタチヤーナは皆さまの記憶に刻まれることと思います。11月4日(月祝)14:00公演は予定どおり、二人のプリンシパル・ダンサー、ロシオ・アレマンとマルティ・パイジャが、まさに日本でロール・デビューをいたします。

『椿姫』のキャストにつきましては、やや残念な変更がございます。私たちの大切なプリンシパル・ダンサー、デヴィッド・ムーアにとり、本番までの日数が少ない中で、アンナ・オサチェンコ以外のダンサーと踊ることは大変難しい状況です。誠に残念ではありますが、デヴィッドにはガストン役を踊ってもらうことにいたしました。11月8日(金)18:30の公演は、予定どおりのキャストとなります。11月9日(土)14:00公演は、ロシオ・アレマンがマルグリット役を、マルティ・パイジャがアルマン役を踊ります。これは当初は11月10日(日)に予定されていたカップルです。11月10日(日)14:00公演は、エリサ・バデネスとフリーデマン・フォーゲルがそれぞれマルグリット役、アルマン役を踊ります。最終公演で再び、この世界的スターダンサー二人をご覧いただけることが、日本の皆様にとって朗報であればと願います。二つのキャストはいずれも、味わいのある、深い役の解釈で、皆様の心に刻まれることでしょう。

今まさに花開く、新たな世代の才能たちを、日本の皆さまにぜひご覧いただければ幸いです。彼らはシュツットガルト・バレエ団のスターたちの仲間入りをしたわけですが、そのスターダンサーたちとはつまり、この美しい国、日本が40年以上も前からずっと歓迎してくださってきたダンサーたちのことです。私の初訪日も40年以上も前のこととなりました。まもなく東京でお目にかかりましょう!

タマシュ・デートリッヒ