シルヴィア 全3幕

イントロダクション

男勝りのシルヴィアのハートに、恋をもたらすエロスの矢が命中!颯爽とした跳躍から、匂いたつように優美なパ・ド・ドゥまで。バレリーナの魅力のすべてを見せる豪華な全幕を、強力キャストで!

東京バレエ団創立45周年記念シリーズのフィナーレを飾るのは、レオ・ドリーブの麗しい音楽にのせた絢爛豪華な「シルヴィア」初演です。振付家フレデリック・アシュトンが、古典全幕の壮大さを継承しながら優美な“ロイヤル・スタイル”の枠をつぎこんだ本作の魅力は、2008年の英国ロイヤル・バレエ団公演でも記憶に新しいところです。 舞台はギリシャ神話の世界。月と狩りの女神ダイアナに仕え、禁欲の誓いをたてているシルヴィアは美しく男勝りなニンフ。牧童アミンタの愛の告白を拒絶するものの、エロスの矢に胸を射抜かれ、恋を知る女性になります。そんなシルヴィアに横恋慕して彼女を誘拐する乱暴者オリオン。シルヴィアの恋を知って激怒する、女神ダイアナ。絶体絶命のシルヴィアとアミンタを救ったのは・・・!?

ワーグナーの“ワルキューレ”にも比せられる勇ましい音楽で、弓を手に颯爽と登場するシルヴィア。クールなヒロインが恋を知って、たおやかな女性へと変貌していく過程で、主演バレリーナの魅力のすべてを見せるこのバレエに、長身で強靭なテクニックと柔らかい演技力もつポリーナ・セミオノワという、まさにうってつけのスターを迎えます。アミンタには、精悍さと端正さを兼ね備えたマルセロ・ゴメス。バレエ・ファンの胸を高鳴らせる初顔合わせが実現します!このほか、エロスやダイアナ、オリオン、第3幕のバッカスの祝宴に登場する神々や山羊など、個性豊かなキャラクターを東京バレエ団が演じ、大団円へと華やかに盛り上げる夢の舞台にどうぞご期待ください!

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