マラーホフの贈り物 2010
いま、ドラマティック・マラーホフがあなたを酔わせる!
出演者
ウラジーミル・マラーホフ Vladimir Malakhov(ベルリン国立バレエ団、芸術監督)
近年、その風格ある演技の深まりには瞠目させられるばかりのマラーホフ。今回は自身の振付と久々のソロル、痛ましくも神々しいカラヴァッジオ、そして新作ソロと、まさに八面六臂の活躍!
Photo:Kiyonori Haseagwaポリーナ・セミオノワ Polina Semionova (ベルリン国立バレエ団)
長身でダイナミックかつ緻密な演技とテクニックを誇る、ベルリンきってのスター・バレリーナ。いまだ25歳という若さが、果てしない可能性を拓く。〈マラーホフの贈り物〉ではつねに新たな魅力を披露。 Photo:Kiyonori Haseagwa
マリア・アイシュヴァルト Maria Eichwald_Maria(シュツットガルト・バレエ団)
優れたテクニックと演技に威厳をも備えた実力は、世界バレエフェスティバルでも存分に証明。いまやシュツットガルトの女王とも呼ぶべき彼女が、新たなレパートリーであなたを酔わせる。
マライン・ラドメイカー Marijn Rademaker (シュツットガルト・バレエ団)
一昨年のシュツットガルト・バレエ団公演でレンスキーやデジレ王子を踊って大注目を浴びた、美しき情熱の貴公子! 演技に燃える“シュツットガルト魂”で、今回もロミオやアルマンを熱く演じる。
ベアトリス・クノップ Beatrice Knop (ベルリン国立バレエ団)
2005年のベルリン国立バレエ団日本公演では「ラ・バヤデール」のガムザッティを好演。バレエ団を代表するプリマとして、古典バレエと現代バレエの両方の分野ですぐれた才能を発揮。 Photo: Maria―Helena Buckley
レオナルド・ヤコヴィーナ Leonard Jakovina (ベルリン国立バレエ団)
ザグレブ生まれ。ヤコヴィーナの芸術性は、ことに現代バレエやネオ・クラシックで輝くと評される。2008年、マウロ・ビゴンゼッティの「カラヴァッジオ」初演でマラーホフとともに主役の一人に選ばれている。 Photo: EnricoNawrath
ヤーナ・サレンコ Iana Salenko (ベルリン国立バレエ団)
世界バレエフェスティバルにも出演を果たした、ベルリンのチャーミングなテクニシャン・バレリーナ。今回は同じバレエ団のタマズラカルと組んで、持ち味をのびのび発揮してくれそう。
ディヌ・タマズラカル Dinu Tamazlacaru (ベルリン国立バレエ団)
得意とするのは、テクニシャンに配されるショウ・ストッパー系の役どころ。サレンコと組む溌剌としたパ・ド・ドゥ、そしてブレルのシャンソンにのせた超絶ソロ「レ・ブルジョワ」も楽しみ。
エリサ・カリッロ・カブレラ Elisa Carrillo Cabrera(ベルリン国立バレエ団)
メキシコ出身のしなやかな身体を持つバレリーナ。シュツットガルトからの移籍組だけあり、物語バレエから現代作品まで幅広く踊る。大作「白雪姫」の主役にも抜擢された実力に期待。
ミハイル・カニスキン (ベルリン国立バレエ団)
シュツットガルトであらゆる古典と物語バレエの主役を演じ、ベルリンに移籍。マラーホフと新作「燃え立つ心」で主役の座を分けた、ベルリンを担うプリンシパルの一人。