マラーホフの贈り物 2010

イントロダクション

至高のプリンス、情熱の恋人、繊細な芸術家・・・。 いろんなマラーホフとの出会いを、たっぷり味わってください!

 美と舞踊の神に愛された、比類なきバレエの申し子。その天命に忠実に、スターとして、またドイツ最大のベルリン国立バレエ団の芸術監督としてつねに真摯に舞台に取り組む誠実の人、ウラジーミル・マラーホフ。その彼が世界でもっとも愛する日本のバレエ・ファンにために、毎回心を込めて贈る〈マラーホフの贈り物〉も、1996年の初回から数えて、8回目を迎えます。

 今回はAプロで、マラーホフが2001年にウィーン国立歌劇場バレエ団のために創作、日本初演となる「仮面舞踏会」の“四季”の場面、Bプロで久々の「ラ・バヤデール」の“影の王国”を、どちらもセミオノワ、東京バレエ団とともに華やかに披露。また、ルネサンス絵画の異才を描いた話題作「カラヴァッジオ」にも注目が集まるでしょう。その上、マラーホフ自身は複数のソロを4日間、日替わりで上演。古典、ロマンティック、ドラマティック・・・マラーホフのまだ見ぬ魅力にきっと出会えるはずです!

 またマラーホフの秘蔵っ子にしてベルリンきってのスター、ポリーナ・セミオノワはもちろん、シュツットガルト・バレエ団からは、トップ・バレリーナのマリア・アイシュヴァルトと麗しき情熱の貴公子マライン・ラドメイカーが、ドラマティック・バレエと現代作品を携えて参加。ボリショイ・バレエからは、ワシーリエフ、ムハメドフに継ぐ男性スターとして熱い注目を浴びている新鋭イワン・ワシーリエフが、可憐なニーナ・カプツォーワとともに出演。ベルリンからは、おなじみのヤーナ・サレンコがディヌ・タマズラカルとともに溌剌とした舞台を、いっぽうエリサ・カリッロ・カブレラとミハイル・カニスキンは気鋭振付家たちの作品で洗練された世界を見せてくれます。マラーホフが清新な仲間たちとともにあなたを酔わせる、魅惑のステージにご期待ください!

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