宿命の女から恋する乙女まで
幾多の役柄を演じ分ける多才な歌姫が“陶酔の限界”をもたらす!

アスミク・グリゴリアンの名が世界中に知れわたったのは2018年のザルツブルク音楽祭、「サロメ」の表題役での大成功によるものです。“ザルツブルクのサロメは今後もうこれ以上はない!”と評され、以来、彼女は“ザルツブルクの女王”となっただけではなく、ウィーン、ロンドン、ミュンヘン、ミラノ、バイロイトなどで活躍する“世界の新女王”となっています。「驚くべき多才さ」(タイムズ紙)という言葉は、グリゴリアンの才能を表す最適な賛辞。グリゴリアンは求められるものがまったく異なる役のすべてに、完璧なテクニックと美声、そして究極の表現力を発揮します。「私は限界に挑むことが好き」と語るグリゴリアン。日本で初めてとなるアリア・コンサートにあたり、それを証明するかのような2つのプログラムを用意しました。第1部に『ルサルカ』『エフゲニー・オネーギン』『スペードの女王』のアリア、第2部はガラリと表情をかえ、Aプロではプッチーニの名アリアを、Bプロでは『サロメ』を含むR.シュトラウスの曲を組み合わせた圧巻のプログラムです。「キャラクターに入り込むことは難しくない。難しいのは自分自身をほんの少し残しつつ自分をコントロールして歌うこと」という彼女が全身全霊をかけたコンサートは、聴衆も「陶酔の限界」を感じることでしょう。

NBS旬の名歌手シリーズ2024- III

アスミク・グリゴリアン ソプラノ・コンサート

Aプロ:2024年5月15日(水) 19:00
  Bプロ:2024年5月17日(金) 19:00

会場:東京文化会館

指揮:カレン・ドゥルガリャン
演奏:東京フィルハーモニー交響楽団

NBS旬の名歌手シリーズ2024

photo: Algirdas Bakas

アスミク・グリゴリアン(ソプラノ)

リトアニア音楽演劇アカデミーで学ぶ。オペラ・デビューは2004年ノルウェーのクリスチャンスンでジョナサン・ミラー演出『ドン・ジョヴァンニ』のドンナ・アンナ。2006年にはヴィリニュス市立歌劇場の創立メンバーとなり、さまざまなレパートリーを務めた。2011年以来、国際的な活動を開始。2016年に国際オペラ・アワードの若手女性歌手賞、2019年には同女性歌手賞を受賞。『蝶々夫人』タイトルロールはウィーン国立歌劇場デビュー、『ルサルカ』タイトルロールはマドリードのテアトロ・レアルへのデビューを飾ったレパートリー。2017年『ヴォツェック』でのデビュー以来、ザルツブルク音楽祭へ出演を重ねている。世界中の著名な歌劇場で活躍する、現在もっとも注目されるソプラノの一人。

圧倒的な存在感と歌唱力で魅了する
オペラ界の”新女王”、日本での初アリア・コンサート!

Aプロ

ロマンティック・アリアの夕べ
【第一部】

アントニン・ドヴォルザーク作曲

―歌劇「ルサルカ」

序曲
“月に寄せる歌”

ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー作曲

―弦楽のためのエレジー「イワン・サマーリンの思い出」

―歌劇「エフゲニー・オネーギン」

タチアーナの手紙の場 “私は死んでも良いのです”
ポロネーズ

―歌劇「スペードの女王」

“もうかれこれ真夜中...ああ、悲しみで疲れ切ってしまった”

アルメン・ティグラニアン作曲

―歌劇「アヌッシュ」

“かつて柳の木があった”


【第二部】

ジャコモ・プッチーニ作曲

―歌劇「マノン・レスコー」

“捨てられて、ひとり寂しく”
間奏曲

―歌劇「蝶々夫人」

“ある晴れた日に”

―「菊」

―歌劇「ジャンニ・スキッキ」

“わたしのお父さま”

―歌劇「トゥーランドット」

“氷のような姫君の心も”

オーケストラ演奏

※演奏順不同。
※表記のプログラム、出演者は2023年9月13日現在の予定です。やむを得ない事情により変更になる場合がありますので、あらかじめご了承ください。曲目・指揮者変更によるチケットの払い戻し、日にち変更はお受けできません。

圧倒的な存在感と歌唱力で魅了する
オペラ界の”新女王”、日本での初アリア・コンサート!

Bプロ

ドラマティック・アリアの夕べ
【第一部】

アントニン・ドヴォルザーク作曲

―歌劇「ルサルカ」

序曲
“月に寄せる歌”

ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー作曲

―弦楽のためのエレジー「イワン・サマーリンの思い出」

―歌劇「エフゲニー・オネーギン」

タチアーナの手紙の場 “私は死んでも良いのです”
ポロネーズ

―歌劇「スペードの女王」

“もうかれこれ真夜中...ああ、悲しみで疲れ切ってしまった”

アルメン・ティグラニアン作曲

―歌劇「アヌッシュ」

“かつて柳の木があった”


【第二部】

アラム・ハチャトゥリアン作曲

―「スパルタクス」

スパルタクスとフリーギアのアダージオ

リヒャルト・シュトラウス作曲

―楽劇「エレクトラ」

クリソテミスのモノローグ “私は座っていることもできないし、飲んでいることもできない”

―楽劇「サロメ」

七つのヴェールの踊り
サロメのモノローグ “ああ! ヨカナーン、お前の唇に口づけをしたわ”

オーケストラ演奏

※演奏順不同。
※表記のプログラム、出演者は2023年9月13日現在の予定です。やむを得ない事情により変更になる場合がありますので、あらかじめご了承ください。曲目・指揮者変更によるチケットの払い戻し、日にち変更はお受けできません。

  I II III
S ¥25,000 ¥29,000 ¥18,000
A ¥22,000 ¥26,000 ¥15,000
B ¥18,000 ¥23,000 ¥13,000
C ¥14,000 ¥19,000 ¥11,000
D ¥12,000 ¥15,000 ¥8,000
U25
シート
¥5,000 ¥6,000 ¥4,000
座席表 PDF
ペア割引[S,A,B席] 2枚で1,000円割引
チケット発売日

NBS旬の名歌手シリーズ2024-III
アスミク・グリゴリアン ソプラノ・コンサート

セット券(3公演または4公演)NBS WEB先行発売 [座席選択可能 S〜B席対象]
 9/29(金)21:00〜12/15(金)18:00

単独券NBS WEB先行発売 [座席選択可能 S〜D席対象]
 2024年1/12(金)21:00〜1/17(水)18:00

一般発売
 2024年1/19(金)10:00より

U25シート
 2024年4/11(木)20:00より[座席選択不可]

入場券ご購入にあたり、下記についてあらかじめご了承ください。

表記のプログラム、出演者は9月13日現在の予定です。やむを得ない事情により変更になる場合がありますので、あらかじめご了承ください。プログラム、出演者変更によるチケットの払い戻し、日にち変更はお受けできません。

※未就学児童のご入場はお断りします。
※本公演は政府の方針をふまえ、各自治体や劇場の定めた新型コロナウイルス感染予防のためのガイドラインを遵守し、細心の注意を払って開催いたします。なお、今後のコロナ禍の影響により公演の開催やお客様への注意事項に変更が生じる場合もございます。ご来場前には必ず弊財団公式ホームページ、Twitter、ご案内メール等でご来場時の注意事項をご確認くださいますようお願い申し上げます。

主催:公益財団法人日本舞台芸術振興会

NBSチケットセンター 
(月-金 10:00~16:00 土日祝・休)

03-3791-8888