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7月17日、ジョンソン首相は8月1日から経済活動を再開することを発表。英国ロイヤル・オペラも11月の再開に向けて、すでに始動している。しかし9割の集客があって成立する劇場運営にとって満席が許されない状況は非常に厳しい。
今後英国ロイヤル・オペラでは若手アーティストを採用したコンサートや全くタイプの違うオペラ・ガラを開催し、それらのストリーミングも行う予定だ。劇場の舞台正面席の一部を取り除いてオーケストラ・ピットを広げ、聴衆を上の階に入れ、同時に屋外でもスクリーンを使って公開する可能性も模索中だと言う。音楽の質を守りながら、感染予防を考慮したオペラ合唱や新演出についても様々なアイデアをもとに検証が繰り返されていると真剣に語るマエストロはあくまで前向きだ。
日本が大好きなパッパーノ氏は、最後に「今まで何度も日本に伺えて本当に幸せだと思っています。日本の皆さまの健康を心から願うとともに、また恋しい日本に伺える日が一日でも早く来ることを心から願ってやみません。」と話してくれた。
7月末日、ロンドンの感染者が日本同様に増加していることから、8月1日の経済活動、劇場の再開が延期された。
具体的には、「まだ活動開始をしてはいけない」というだけなので、反発が大きい模様。
英国ロイヤル・オペラハウスは、11月の再開に向けて準備を進めている。
久野理恵子 音楽ジャーナリスト
◾️「House Music with Antonio Pappano」が見られるパッパーノのFacebook
https://www.facebook.com/antoniopappano/?ref=page_internal
◾️「House Music with Antonio Pappano」最新は『ボエーム』を解説
https://www.facebook.com/watch/?v=686400525274035
◾️「House Music with Antonio Pappano」『オテロ』を解説
https://www.facebook.com/watch/?v=602084827371468
◾️英国ロイヤル・オペラの Facebook では、ストリーミングの情報などがアップされています。
https://www.facebook.com/royaloperahouse
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