*上記の演目および出演者は2013年5月末日の予定です。
今後、出演団体側の事情により変更になる場合があります。あらかじめご了承ください。
ウィーン国立歌劇場
オペラの殿堂の威信をかけて贈るウィーン・オペラの真骨頂!
WIENER STAATSOPER
2016年10~11月
photo:Sim Canetty Clarke
指揮:フランツ・ウェルザー=メスト Franz Welser-Most
photo:WienerStaatsoper / MichaelPoehn
R.シュトラウス作曲『ばらの騎士』 指揮:フランツ・ウェルザー=メスト 演出:オットー・シェンク R.ワーグナー作曲『ワルキューレ』 指揮:フランツ・ウェルザー=メスト 演出:ズヴェン=エリック・ベヒトルフ
ウェルザー=メストの指揮によって 匂い立つウィーンの香り
日本のオペラ・ファンにとって、やはり“オペラの殿堂”として真っ先にイメージされるのはウィーン国立歌劇場でしょう。2010年に、我らの小澤征爾の後を継いでが音楽総監督就任したフランツ・ウェルザー=メストは、この“オペラの殿堂”を意欲的に牽引しています。前回日本公演では、残念ながら予期せぬアクシデントで来日が不可能としてしまったため、今回が音楽総監督として初めての来日となります。 公演演目に選ばれたのは、R. シュトラウスの『ばらの騎士』とワーグナーの『ワルキューレ』。R.シュトラウスは、ウェルザー=メストが得意とし、現在同歌劇場でも力を注いで取り組んでいる作曲家の一人。ドミニク・マイヤーが総監督に就任以来、新しいプロダクションの制作にも積極的ですが、『ばらの騎士』においては、いつの時代にも変わらない“ ウィーンらしさ”を残すという意味で、大切なレパートリーになっています。オットー・シェンク演出によるこの『ばら騎士』は、かつて、カルロス・クライバーが指揮した“ 伝説” のプロダクションですが、今回のウェルザー=メスト指揮によっても、また新たな“ 伝説”の誕生が期待されます。 また、もう一本の『ワルキューレ』は、ウェルザー=メストがまだ音楽監督に就く前の2007年12 月に初演されたものです。《ニーベルングの指環》が新制作されることになった際、“ ウィーン国立歌劇場の《指環》”を託せる指揮者としてウェルザー=メストが選ばれたものです。演出を手がけたズヴェン=エリック・ベヒトルフは、先鋭的ながらも美しく、ワーグナーのいわば神話的な世界のイメージを歪曲せずに描いています。スタイリッシュな演出によって、ウェルザー=メストの音楽づくりとマッチした『ワルキューレ』が創り出されています。 歌手については、ウェルザー=メスト音楽総監督のもと、最強の布陣が組まれる予定です。どうぞ、ご期待ください。
「ばらの騎士」 演出:オットー・シェンク Otto Schenk
演出:ズヴェン=エリック・ベヒトルフ Sven-Eric Bechtolf
*上記の演目および出演者は2011年7月1日現在の予定です。 今後、出演団体側の事情により変更になる場合があります。あらかじめご了承ください