オーストラリア・バレエ団 2010年日本公演
マーフィー版「白鳥の湖」全4幕
マーフィー版「くるみ割り人形」—クララの物語 全2幕
胸いっぱいの感動をたずさえて、オージー旋風、再来!
2007年、久々に実現した来日公演で、新鮮な世界観のバレエを披露して旋風を巻き起こしたオーストラリア・バレエ団が3年ぶりに戻ってきます! ロシア・バレエの流れを汲む創設者によって設立されたオーストラリア・バレエ団は、その後、旧宗主国の英国バレエの影響はもとより、ヨーロッパのさまざまなレパートリーを吸収しながら発展してきました。その正統的で確固とした実力は過去の来日公演でも立証ずみです。 今世紀に入り就任した生え抜きの芸術監督デヴィッド・マッカリスターによって、カンパニーは新時代に入りました。「伝統を重んじ、冒険を恐れず」この気鋭の精神のもと、バレエ・ファンの意表を付く新鮮さと、共感しやすいコンセプト・演出を備えた話題作を次々に発表し、その結果、“ドラマティックで親しみやすい”という新たな個性を確立したのです。 今回上演されるのは、そんなオーストラリア・バレエ団の個性が存分に発揮される2作。前回公演で圧倒的な支持を受けたグレアム・マーフィー振付の「白鳥の湖」と、同じマーフィー版の「くるみ割り人形」です。どちらも古典の伝統を尊重しながら、そのコンセプトと音楽をもとに現代人の物語として蘇らせた舞台。3年ぶりのオージー旋風で、バレエの醍醐味と胸いっぱいの感動を味わってください!