英国の香りあふれる「眠り」とアシュトン・プロを携えて、 ロイヤル・バレエ団の姉妹カンパニーが早くも再来日!
英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ団
「眠れる森の美女」全3幕プロローグ付
STORY
プロローグ ――― 命名式
フロレスタン王と王妃は、オーロラ姫の命名式に、妖精たちを姫の名づけ親として招待する。残念なことに、カラボスを招待するのを忘れてしまった。 命名式に現れたカラボスは、侮辱されたことに激怒し、いつの日かオーロラ姫は糸紡ぎで指を刺し、死んでしまうと予言する。幸運なことにリラの精はまだ自分の贈り物を授けておらず、オーロラ姫は死んでしまうことはないが、深い眠りに落ち、その眠りは百年の後に王子の口づけによって覚まされると約束する
。左)カラボスとその手下たち 右)リラの精
第1幕 ――― 魔法
オーロラ姫の誕生日、4人の王子たちが彼女に求婚するためにやってくる。宴の最中に見知らぬ人が、糸紡ぎを隠した花をオーロラに贈る。花を手にうっとりとして踊っていたオーロラは、糸紡ぎで指を刺し、崩れ落ちる。見知らぬ人がマントを脱ぎ捨てると、そこに姿を現したのはカラボスだった。カラボスが消えていなくなると、リラの精が約束を果たすために現れる。すべての人々に眠りの魔法がかけられ、城は木々に包み込まれる。
第2幕 ――― 幻影
百年後、若い王子が狩のために森に入ってくる。一人になった彼は、夢に見る理想の愛に一人想いを巡らす。そこにリラの精が現れ、王子にオーロラ姫の幻影を見せ、王子はオーロラ姫の眠る場所へと案内してくれるようリラの精に頼む。リラの精は王子を連れ、霧深い森を抜け、庭園へと導く。そこで王子は眠れる森の美女を口づけで覚ます。魔法は解かれたのである。
左)王子(イアン・マッケイ) 右)リラの精と妖精たち
第3幕 ――― 結婚
おとぎ話の主人公たちが王子とオーロラ姫の婚礼の宴にやってくる。彼らは二人に敬意を表し、踊りを捧げる。その後、王子とオーロラ姫も踊り、互いへの愛を表す。すべての人々によって、祝福の舞が踊られる。
■チケットご購入の前の必ずお読みください。 出演者、配役は2010年3月31日現在の予定です。 英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ団の都合、出演者の病気・怪我等の理由により変更になる場合がありますので、ご了承の上、チケットをお求めください。出演者の変更にともなうチケットの払い戻し、日にちの振替はいたしません。正式な配役は公演当日に発表いたします。
Photos:Bill Cooper