英国の香りあふれる「眠り」とアシュトン・プロを携えて、 ロイヤル・バレエ団の姉妹カンパニーが早くも再来日!
英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ団

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「眠れる森の美女」全3幕プロローグ付
振付:ピーター・ライト/マリウス・プティパ 音楽:ピョートル・I.チャイコフスキー 演出:ピーター・ライト 衣裳・装置:フィリップ・プラウズ 照明:マーク・ジョナサン
ロシア=英国の伝統が息づく、“ロイヤル”の十八番!
童話の世界の宮廷を舞台にした「眠れる森の美女」は、ロシアの古典バレエの中でもっともゴージャスで様式美にあふれた作品として知られています。英国ではロイヤル・バレエ団が創設時から本作を上演し、代々の振付家たちによってその伝統が磨かれつつ受け継がれてきました。 英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ団の芸術監督を長らく務めたピーター・ライトによるこの演出版は、いくつかのオリジナルな改訂が施されているものの、そのロシア=英国の伝統に連なる正統派のヴァージョンです。オーロラ姫を守るリラの精を、ロシアの古い上演にのっとってカラボスと同様のマイム役としたことなどは、古典を尊重するライトならではの”復興“といえるでしょう。またオーロラ姫が王子のキスで目覚めた後に、二人の美しいパ・ド・ドゥがヴァイオリンの独奏にのって踊られ、見どころの一つとなっています。 今回の公演では、研ぎ澄まされたテクニックと明晰さを備えた英国ロイヤル・バレエ団の人気プリマ、タマラ・ロホが主演。いっぽうバーミンガムを代表するプリマとして活躍する佐久間奈緒と、映画「小さな村の小さなダンサー」に主演して話題をまいたツァオ・チーの実力派ペアにも期待が高まります。 深みのある黄金色で彩られた重厚な舞台美術のなかで、古典バレエの純粋なスタイルと美そのものを魅せる「眠れる森の美女」で、バレエの真髄を確かめ味わってください!
オーロラ姫:タマラ・ロホ
Photos:Bill Cooper