オペレッタ「こうもり」OPERETTE DIE FLEDERMAUS
ヨハン・シュトラウスII世作曲 ハインツ・ツェドニク演出
上質のシャンパンで酔ったような幸福感。 シャンパンの泡のようにはじけるワルツやポルカがめくるめく陶酔にいざなう! 非日常の楽しい人生。ウィンナー・オペレッタの最高傑作の魅力がここに全開!
photo: Dimo Dimov / Volksoper
大晦日の夜、夫婦がそれぞれの偽名を名乗って別々に公爵家の舞踏会に。夫が誘惑したのは、変装した妻。すべては昔のいたずらに対する“こうもり”とあだ名される男の仕返しだった。 オペレッタ『こうもり』を、年末年始の恒例レパートリーとして上演している歌劇場は世界中に数々ありますが、ウィーン喜歌劇の最高傑作と称されるこの作品の魅力は、なんといっても上質な「笑い」。“オペレッタの殿堂”フォルクスオーパーの『こうもり』は、笑いの要素を求めて生まれたオペレッタというジャンルを極める、まさに“オペレッタの王様”。上質のシャンパンで酔ったような幸福感を与えてくれます。 シャンパンの泡のようにはじけるワルツやポルカがめくるめく陶酔にいざなって、フォルクスオーパーの誇る宝石のような舞台が、人々の心を明るく、軽く、そして柔らかくほぐしてくれます。ウィンナー・オペレッタの黄金時代を築いた傑作の本当の魅力は、フォルクスオーパーでしか味わえません。