2020/09/14(月)
このコロナ禍がなければ、9月15日がミラノスカラ座日本公演の初日だった。いまごろは、カオス状態だったに違いない。公演中止に追い込まれたのは何年もかけて準備してきただけに痛恨の極みだ。ようやく劇場への50パーセントの入場制限が緩和される。再開に向けて光明が差してきたものの、依然、外来の団体やアーティストの入国制限は解かれないままだ。劇場関係者の忍耐の糸が切れる前に、一日も早くコロナ前の日常が回復することを。(T)