2009年8月 一覧

衣裳到着!

2009年8月26日 11:14 稽古場レポート

「ラ・バヤデール」制作日記をご愛読いただいている皆さま、お久しぶりです!

東京バレエ団は、第12回世界バレエフェスティバルで、全幕特別プロの「ドン・キホーテ」、「白鳥の湖」、「眠れる森の美女」、そして特別プロの<オマージュ・ア・ベジャール>を上演。4つの公演のリハーサルを同時並行で行っていたため、7月下旬からは「ラ・バヤデール」のリハーサルがほとんど行えず、この制作日記も1ヶ月ぶりの更新となってしまいました(すみません!)

世界バレエフェスティバル終了後、6日間の夏休みを終え、今週月曜日から気持ちを新たに「ラ・バヤデール」のリハーサルが再開。約1ヶ月後に迫った初日に向けて、団員たちの緊張感も次第に高まってきました。

そして、リハーサル同様、制作側の準備も着々と進んでいます。
ミラノ・スカラ座からは、9月4日に開幕するオペラ公演の装置や衣裳とともに、「ラ・バヤデール」の装置、衣裳が届きました。
早速、バレエ団地下1階のダンサー控室に広げられ、衣裳合わせがスタート。
01-09-08.26.JPG

主要キャストの衣裳と同様、どの衣裳もきらびやかで重厚。豪華絢爛の一言です!
その中から何点かご紹介します。

こちらは、1幕2場のワルツの女性の衣裳。
03-09-08.26.JPG

上半身と下半身がセパレートになっており、上の部分は華やかで上品な色合いの生地に、カラフルな色彩の大きな石やレースなどの装飾が施されています。
真ん中についているピンク色の石はハート形!
客席からはオペラグラスでないと見えないであろう、こんな細かいところまでこだわり抜かれています。
05-09-08.26.JPG

続いてはこちら!
02-09-08.26.JPG

ちょっと見ただけでは何だかわからない。でも非常に豪華な衣裳は、大僧正のベルトです。
このゴージャスなベルト。見た目どおりずっしりと重く、1キロ以上もあります!

このように、バレエ団内は「ラ・バヤデール」一色!
来週からは、振付家のナタリア・マカロワ、振付指導のオルガ・エブレイノフも来日します。

初日までの1ヶ月間、この制作日記で稽古場の様子やダンサーの声など、たくさんのタイムリーな情報を掲載してまいりますので、引き続きご愛読ください。

カレンダー

2009年11月

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          

最近のブログ記事