前回のスタジオ・パフォーマンス カーテンコールより Photo: Kiyonori Hasegawa   

The Tokyo Ballet Choreographic Project 2020
東京バレエ団 スタジオ・パフォーマンス

Photo: Kiyonori Hasegawa

前回のスタジオ・パフォーマンス カーテンコールより

 「振付・ダンサー双方の創造力・表現力を刺激し、アーティストとしてのモチベーションを高めてもらいたい」という斎藤友佳理芸術監督の願いから始まったChoreographic Project。東京バレエ団のダンサーによる新しい創造の出会いの場がこのプロジェクトです。そのため、普段はリハーサルを行う東京バレエ団のスタジオを使用して、皆さまの目の前で創作された作品が披露されます。

■公演日時:2020年1月25日(土)16:40開場(17:00開演)/ 1月26日(日)12:40開場(13:00開演)
*終演後、振付発表者たちによるトーク&懇親会付き

■会場:東京バレエ団Aスタジオ(東京・目黒)

■入場料【全席指定席・終演後懇親会付】:
A席【パイプ椅子席】:(一般料金)¥5,500(アッサンブレ割引料金)¥5,000
B席【ベンチ席】:(一般料金)¥4,000(アッサンブレ割引料金)¥3,500

※上演は、録音音源を使用いたします。
※B席(ベンチ席)は簡易座席のため、A席(パイプ椅子席)よりも座り心地のおちるお席です。予めご了承ください。
※今回のパフォーマンスのチケットは、クラブ・アッサンブレ会員様を最優先にご案内させていただきます。 ※会員先行で完売した場合、一般販売はございません。
※クラブ・アッサンブレは随時ご入会いただけます。この機会にぜひご入会ください。

チケットのお申し込みについては、東京バレエ団ホームページをご覧ください。


東京バレエ団「くるみ割り人形」
計200着にのぼるロシア製衣裳続々到着!

Photo: Sergei Fedorov

装置製作のトレイラーの一場面

 37年ぶりに新制作される東京バレエ団の「くるみ割り人形」は、舞台美術も衣裳も、ロシア製。総数200着におよぶ衣裳は、モスクワとサンクト・ペテルブルクの計5か所の工房で作られています。これらはボリショイ・バレエの衣裳を手がけたこともある工房で、今回は東京バレエ団からのオーダーに応えてくれました。
 10月下旬、まず第一陣として“花のワルツ”のコール・ド・バレエと“フランス”、そして“雪”のコール・ド・バレエの衣裳が到着しました。個々のダンサーに合わせるための衣裳部の作業は、衣裳到着から本番間際までかけて行われます。
 すでにフィッティングを終えたダンサーによると、「軽くてとても踊りやすいフィット感!」とのこと。  今回の「くるみ割り人形」では、3組の主役が登場しますが、同じ役でもそれぞれ装飾にちがいがあるそうです。これから続々と到着する衣裳の数々、東京バレエ団のSNSなどで紹介していく予定です。
 また、本紙前号でもご紹介したロシアでの舞台装置の製作の様子を撮影したさまざまなトレイラーも、近日ご覧いただける予定です。NBSのホームページ、SNSなどをご注目ください。

“フランス”の衣裳(左)と“花のワルツ”の衣裳(右)

一人ひとりにフィットするように丁寧につくられている

積み上げられたチュチュ。触ってみると意外に硬い。