349年の輝かしい伝統と洗練!圧倒的人気を誇るバレエの殿堂、華やかに来日!
パリ・オペラ座バレエ団 2010年日本公演
イントロダクション
バレエ・エリートたちがしのぎを削る、伝統と革新のバレエの殿堂。

輝かしい歴史と洗練された舞台でバレエ界に君臨するパリ・オペラ座バレエ団が、これぞオペラ座といえる豪華な大作を携えて2年ぶりに来日します。
バレエを愛した国王ルイ14世によって創設され、349年という最古の歴史をもつパリ・オペラ座バレエ団は、ゆるぎない伝統と絶え間ない革新により世界のトップを走り続けています。所属するのは、激しい競争を勝ち抜いてきたバレエ・エリートたち。付属のバレエ学校で厳格な教育を受けたなかで、ごく少数のみが入団を許され、その後も試験によって階級を昇らねばならないヒエラルキー・システムはつとに有名です。そのピラミッドの頂点に輝くのが“エトワール”(=星)。文字通り天性のスターにだけ与えられる絶対的な称号です。
今回上演されるのは、パリ・オペラ座ならではの魅力が存分に味わえる2作です。ロシア出身の天才ダンサー、ルドルフ・ヌレエフがパリ・オペラ座芸術監督の当時、黎明期の映画界を舞台に新進スター、シルヴィ・ギエムを主役に起用して発表した華麗な「シンデレラ」。そしてロマン主義全盛の19世紀半ば、まさにパリ・オペラ座で初演して一世を風靡した古典の名作「ジゼル」です。実力派エトワールから気鋭のエトワール候補まで綺羅星のごとく揃った主役陣の競演はもちろんのこと、バレエ団の真の実力を測ると言われる群舞の水準、そして壮麗な美術と衣裳にいたるまで、まばゆいばかりのバレエ芸術の醍醐味がここにこそあります!



