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2008年3月 Archive

ウィーン・フォルクスオーパー 第2次発売情報!

いよいよ4月5日(土)より、ウィーン・フォルクスオーパーの第2次発売がスタートします。
各前売所からの回収分等を集めて、NBSとイープラスのみで受付をいたします。一斉前売でチケットが入手できなかった方は、この機会にいま一度お問合せください。


◆ウィーン・フォルクスオーパー 第2次発売◆


2008年4月5日(土) 10:00a.m.より 受付開始!


NBSチケットセンター 03-5721-8888
e+(イープラス) 初日特電:0570-06-9921 (4/5(土) 10:00~18:00)
インターネット:http://eplus.jp/wien/ (パソコン&携帯)
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「ボッカチオ」ハイライト映像

「ボッカチオ」には、「恋はやさし野辺の花よ」や「三馬鹿の歌」で知られる「スカルツァのセレナーデ」など、日本でもおなじみのナンバーがたくさん登場します。そんな明るく美しいメロディのナンバーとともに、フィレンツェを舞台に繰りひろげられる爽快でハッピーな雰囲気に満ちた「ボッカチオ」の世界をお楽しみください。

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『ボッカチオ』主演 アンティゴネ・パポウルカス インタビュー2

取材・文/佐藤友紀(フリーライター)


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―――アンティゴネさんって、名前からするとギリシャ系では?

「父はソティリオスというファーストネームをソトにして、姓もまた字を一つ落としているんだけど(笑)。私は父方の祖母の名前であるアンティゴネも姓の方もちゃんと純ギリシャ系であることを提示しているのよ」


―――マリア・カラスとか、最近で言うとティオドッシュウとか、ギリシャ系の時々すごい歌手が出てくるのはなぜでしょうね。

「アグネス・バルツァもいるわよ(笑)。だけど、マリア・カラスにしたって、最初はギリシャ系の名前は使ってなかったでしょう。それに国の大きさといい歌手が出演する確率だったら、スカンジナビアの方が上じゃないかしら。ただ、ギリシャって音楽に限らず、演劇とかの伝統が長いということはいえるかもしれないな。文化的土壌に関しては」


―――それもあって、あなたのボッカチオは芝居部分も見応えがあるのかな。

「私がラッキーだったのは、音楽学校で、最初の頃にあった演劇の授業で、先生が自然に演じることの重要性を教えてくれたの。カルメンであろうが、ヴィオレッタであろうが、とってつけた演技をするのではなく、ちゃんと役柄の人物に入り込み、その人物の日常のように自然に動けなければいけない、と。もちろん歌の勉強も大事だけど、オペラやオペレッタをやるからには、芝居部分をおろそかにしては台無しだと教わったのよ。特に『ボッカチオ』のような作品の場合、私の歌う声はどうしたって女性よね。でも、芝居をする時は、男っぽい低い声で喋るころもできる。そうなると、そのバランスがとっても大切で、演技はより重要になってくるのよ」


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―――『マトリックス』の例が出たように、オフタイムは芝居や映画を?

「もう映画中毒といっていいくらい!いろんな映画からインスピレーションを得ているわ。例えばウォン・カーウァイ監督の『花様年華』なんて、服からナプキンにいたるディテールに、目線の絡ませ方・・・。もう完璧と言える。ただ、オペラの場合は映画みたいに何カットも撮ってもらえないから(笑)、本番1回で素晴らしい表現にしなくちゃいけないの。でも、映画もオペラやオペレッタからインスピレーションをもらってるのよ(笑)。ロミー・シュナイダーやソフィア・ローレンの出演作の中には『ボッカチオ』的ストーリーのものもある。お互い様ね。実は私がカルメンを演る時、一番参考にしたのは、カルロス・サウラ監督のフラメンコ版『カルメン』なの。もう、あのときはフラメンコ教室にも通いつめたわ(笑)」


―――勉強というか、いろんな方面からヒントを得るのが大好きなんですね。

「ええ。今こうしてカフェにいる間も、向こうの席のおじさん3人は『ボッカチオ』みたいに女性談義しているのでは?って創造したり(笑)。そして、役も作品もどんどん肉厚になっていくのよ」

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ウィーン・フォルクスオーパー キャスト変更のお知らせ

ウィーン・フォルクスオーパーのキャストが歌劇場側の都合により、下記のとおり変更となりました。


『こうもり』

アデーレ: ダニエラ・ファリー(5/23,25,27)
アンドレア・ボグナー(5/24)
『ボッカチオ』
ロッテリンギ: クルト・シュラブマイヤー(5/30,6/1)
サンドール・メネス(5/31)
『マルタ』
リッチモンドの判事: ヨゼフ・フォルストナー(6/6,8)
ライムント=マリア・ナティエスタ(6/7)
*その他の主なキャストは、各作品の「CAST/STAFF」ページでご確認ください。
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