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2019/06/17 2019:06:17:11:35:14

追悼 フランコ・ゼフィレッリ(演出家・映画監督)

 去る615日、フランコ・ゼフィレッリが病気のために永眠されました。NBS、東京バレエ団一同、心より追悼の意をささげます。

 ゼフィレッリ氏は映画、舞台の分野で広く活躍し、映画では「ロミオとジュリエット」、「椿姫」をはじめとする数々の傑作を世に送り出してきました。弊財団では1981年のミラノ・スカラ座日本公演で「オテロ」、「ラ・ボエーム」で氏の演出した舞台を日本に紹介させていただき、以後も「トゥーランドット」(1988年)、「アイーダ」(2009年)など、ゼフィレッリの代名詞ともいうべき作品を度々取り上げてまいりました。また、「トゥーランドット」には東京バレエ団も出演。その群舞の完成度の高さを絶賛していました。

 ゼフィレッリ氏がオペラをはじめとする芸術の世界に残した多大な功績を偲ぶとともに、謹んでご冥福をお祈り申し上げます。


公益財団法人日本舞台芸術振興会

東京バレエ団



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公演終了後、ゼフィレッリ氏を囲んで