2023/06/10 2023:06:10:10:46:57[バレエの祭典]
創立360年以上の歴史を誇る世界最古のバレエ団であるパリ・オペラ座バレエ団。ジョゼ・マルティネスが芸術監督となり新たな時代を迎えたバレエの殿堂が4年ぶりの日本公演に選んだのは、クラシック・バレエの金字塔であり巨匠ヌレエフによって王子の悲劇性が濃密に映し出された「白鳥の湖」と、18世紀フランスの華麗にして退廃した社会を舞台に若い男女の破滅的な愛の物語「マノン」。異なるドラマ性を有する魅惑的な2作品を、今、そして未来のカンパニーを担う綺羅星のごときエトワールたちを筆頭に煌めくスターたちが披露します。
振付:ケネス・マクミラン
音楽:ジュール・マスネ
振付:ルドルフ・ヌレエフ
音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
3年に一度東京で開催され、世界最高のバレエ・ガラとして国際的に名を馳せている〈世界バレエフェスティバル〉。名門バレエ団を代表するダンサーの中から厳選し招かれたスターたちが、美と技の神髄が詰まった火花散る演技を繰り広げる空間は全バレエファンの羨望の的であり、世界のバレエ界の縮図がそこにあります。出演者の人数や上演時間などの規模の大きさはもちろん、会場のボルテージの高さまですべてがプレミアム。数々の伝説を積み重ねてきた至極のステージがもたらす夢のような陶酔と興奮があなたを待っています!
20世紀のバレエ界に革命を起こした稀代の振付家モーリス・ベジャールの精神を今に引き継ぐ同団がこのたび上演するのは、1985年日本公演におけるジョルジュ・ドン×マリシア・ハイデの名演がファンのあいだで今も語り継がれる名作「わが夢の都ウィーン」。ベジャールの後継者である芸術監督ジル・ロマンが、コロナ禍の下で野心的プロジェクトとして復刻した伝説の作品が2024年ついに日本の舞台でよみがえります! 観客の心の奥深くにしまい込まれているイマジネーションを喚起するベジャール作品の神髄をご堪能ください。
振付:モーリス・ベジャール
音楽:ウィーン楽派(シェーンベルク、ベルク、ヴェーベルン、ハイドン、シューベルト、ベートーヴェン、モーツァルト、シュトラウス)
クランコ、キリアン、フォーサイスなど大物振付家を次々と輩出してきたドイツの名門は、2022年公演でその多彩な才能をほとばしるエネルギーで披露し大熱狂をもたらしました。その際にガラ公演で喝采を浴びた「椿姫」を、2024年ついに全幕で本邦初演いたします! シュツットガルト出身の振付家ノイマイヤーがショパンの旋律にのせて描いた狂おしいほどの恋物語は、実は女優バレリーナ、マリシア・ハイデを表題役に据え同団で初演されました。本家ともいえるシュツットガルトの演技巧者のダンサーたちがお贈りする、オペラを超えたとも称される甘く切ない名作の世界にぜひ酔いしれてください!
振付:ジョン・ノイマイヤー
音楽:フレデリック・ショパン