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公演情報
  英国ロイヤル・バレエ団  
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    ダンサーの魅力〜長野由紀〜  
  東京バレエ団「ユカリューシャ」  
  東京バレエ団「眠れる森の美女」  
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  スカラ室内管弦楽団  
  ワルトラウト・マイヤー  
  バイエルン国立管弦楽団  
  東京バレエ団「M」  
  シュツットガルト・バレエ団  
  シルヴィ・ギエム 最後のボレロ  


 英国バレエの香り高い伝統を保持し、かつ個性的で華やかなスターを擁して絶大な人気を誇る英国ロイヤル・バレエ団が、6年ぶりに待望の日本公演を行います。
 伝説のフォンテイン/ヌレエフ時代に黄金期を築いたロイヤル・バレエ団は、1980年代後半に芸術監督となったアンソニー・ダウエルの方針により国際的な顔ぶれを集め、ギエム、バッセル、吉田都、ベンジャミンなどのスターが揃う“第2黄金期”を迎えました。この間の来日公演はいずれもファンの熱狂に包まれ、大好評を博しました。そして1999年に本拠地のロイヤル・オペラハウスの改修を終え、その新たな開場とともに21世紀を迎えたロイヤル・バレエ団では、コジョカル、ロホ、マルケスなど新世代プリマがぞくぞく台頭します。男性陣も生え抜きのコープをはじめ、コボー、サモドゥーロフ、プトロフ、ボッレなど海外から実力派を迎えています。今まさに舞踊家として頂点を極めようとするベテランの至芸から、新時代のロイヤルを象徴する若手の華まで、百花繚乱、まさに“第3黄金期”の到来を思わせます。
 この、かつてないほど充実した陣容で披露するのは、ロイヤル・バレエ団が誇る二大振付家、アシュトンの『シンデレラ』とマクミランの『マノン』という、これぞ「ロイヤル」と言える伝家の宝刀の2作品。演じるダンサーの出身が国際色豊かであっても、彼らによる舞台はあくまで気品と清清しい叙情美に溢れた、あるいは主役から脇役の隅々まで血の通った演技を見せる、まさにロイヤルならではの魅力に溢れています。これこそが、カンパニーのもつ伝統の力。そして観客にとっては、ロイヤル・バレエ団の舞台を見る真の喜びといえるでしょう。この機会に英国バレエの真髄を、どうぞ心ゆくまでご堪能ください。

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