2009年5月 一覧
出演予定キャスト決定!
「ラ・バヤデール」東京公演(東京文化会館)、 西宮公演(兵庫県立芸術文化センター KOBELCOホール)、横須賀公演(よこすか芸術劇場)の出演予定キャストが決定いたしました。
◆東京公演◇東京文化会館◆
9月25日(金)6:30p.m.
ニキヤ:上野水香
ソロル:高岸直樹
ガムザッティ:奈良春夏
9月26日(土)3:00p.m.
ニキヤ:吉岡美佳
ソロル:木村和夫
ガムザッティ:田中結子
9月27日(日)3:00p.m.
ニキヤ:斎藤友佳理
ソロル:後藤晴雄
ガムザッティ:高木綾
◆西宮公演◇兵庫県立芸術文化センター KOBELCOホール◆
10月3日(土)6:00p.m
ニキヤ:上野水香
ソロル:高岸直樹
ガムザッティ:奈良春夏
◆横須賀公演◇よこすか芸術劇場◆
10月10日(土)3:00p.m.
ニキヤ:斎藤友佳理
ソロル:後藤晴雄
ガムザッティ:高木綾
衣装合わせ2
お約束どおり、本日はガムザッティの衣裳合わせの様子をお届けします。
高木綾、奈良春夏、田中結子の3人は、高木と奈良が同期(2001年入団)、田中が1年後輩(2002年入団)ということもあって、普段からとても仲良し。
衣装合わせも和気藹々とした雰囲気の中で行われました。
それぞれ、いくつかの衣裳を試して、最終的に下の写真の衣裳で撮影することが決定。
ガムザッティは王女ということもあり、衣裳も豪華できらびやかなものばかり。特に1幕の衣裳(高木が着用しているもの)はクリスタルやスパンコール、ビーズの飾りがふんだんに使われており、ゴージャスの一言です。
オルガさんのリハーサルも折り返し地点を過ぎ、作品が形づくられてきています。稽古場の様子、そして近いうちに主要3役の出演予定日をお知らせできると思いますので、このblogのチェックをお忘れなく!
衣裳合わせ
昨日のキャスト決定を受け、早速宣伝用写真撮影のための衣裳合わせが行われました。
今回の上演では、ミラノ・スカラ座から衣裳と装置をお借りするのですが、この撮影が予定されていたため、ニキヤ、ソロル、ガムザッティの衣裳だけは一足先に送ってもらっていたのでした。
斎藤友佳理は1幕の衣裳で。ニキヤの雰囲気たっぷりのポーズを取ってくれました。後藤晴雄が着用している衣裳のベルトは宝石のように美しい細工がほどこされています。
サイズ違いで同じ衣裳を何着か送ってもらっていたので、今回の衣裳合わせでは、それぞれ自分に合いそうなサイズのものを試し、衣裳部さんに調整してもらうという手筈・・・だったのですが、ほとんどが一切お直しなしで大丈夫! 長身揃いのメンバーとはいえ、衣装部さんも驚きの衣裳合わせでした。
ちなみに上野水香はスヴェトラーナ・ザハロワさんの衣裳がオーダーメイドのようにぴったりだったとか。
写真ではよくわからないかもしれませんが、さすがスカラ座!どの衣裳も細部までこだわりぬかれた逸品ぞろいです。高岸直樹と木村和夫が着用している黒の衣裳は、ベルベットの生地に細かい装飾が施されており、持っただけでずっしりくるような重さなのですが、高岸曰く「実際に着てみるとそうでもない」とか。踊ることを計算しつつデザインされているのでしょうね。
吉岡は「影の王国」のチュチュを着用。このチュチュもレースの繊細さ、刺繍の美しさなど、半端ではないこだわりが感じられます。木村和夫もマッシモ・ムッルさんの衣裳がお直しなしでOK。「ほんとにぴったりだ!」と驚いた様子でした。
ガムザッッティ3人娘の衣裳合わせの様子は明日お伝えします。
衣裳付き宣伝用写真撮影は来週の金曜日、29日を予定しています。もちろん、このblogでお伝えしますので、お楽しみに!
主要キャスト決定!
「ラ・バヤデール」のリハーサルも2週目に入り、稽古場はますます熱気を帯びています。
12日から昨日まで7日間にわたるオーディションを兼ねたリハーサルの結果、主役のニキヤ、ソロル、ガムザッティの出演予定キャストが次のとおり決定いたしました。
ニキヤ:斎藤友佳理、吉岡美佳、上野水香
ソロル:高岸直樹、木村和夫、後藤晴雄
ガムザッティ:高木綾、奈良春夏、田中結子
出演予定日、そしてそのほかのキャストについても決定次第、このblogにてお知らせいたしたしますので、もうしばらくお待ちください。
リハーサル進行中!
「ラ・バヤデール」のリハーサルも本日で4日目となりました。
連日、朝10時半から夕方5時半まで、びっしりとリハーサルスケジュールが組まれています。それにともない、通常は朝10時からのクラスも9時スタートに変更され、ダンサーたちはいつもより早起きをして、オルガさんのリハーサルに臨んでいます。
13日は、ブロンズ・アイドル、「影の王国」のソリスト、そして14日は巫女の踊り、パ・ダクシオンのオーディションを兼ねたリハーサルが行われました。
オーディションといっても一回のリハーサルで決定するわけではなく、何度かのリハーサルの様子を見ながら最終的にキャストが決定される予定です。
これは主役のニキヤ、ソロル、ガムザッティについても同じ。候補者たちは連日様々なシーンのリハーサルを重ね、オルガさんと芸術スタッフがキャストを決定することになります。
主な出演予定キャストは、来週中には決定できるのでは・・・とのこと。決定次第、いち早くこのblogでお知らせいたしますので、こまめにチェックをしてくださいね!
リハーサルの様子を少しだけご覧ください。
「影の王国」のリハーサル指導をするオルガさん。
「影の王国」のコール・ド・バレエは3日目にして、すでにぴっしり揃っています。東京バレエ団のコール・ド・バレエの真価発揮という感じです。
「巫女たちの踊り」のオーディションの様子。オルガさんもダンサーたちと一緒に踊りながら指導。
リハーサルは土曜日の明日も行われます。
このblogもハードなリハーサルが続くダンサーたちに負けないよう、頑張って更新してまいりますので、これからもご愛読ください!
リハーサルが始まりました!
初日136日(!)前の昨日、今回の公演でナタリア・マカロワさんの振付助手を務めるオルガ・エヴレイノフさんが来日。
早くも公演に向けてリハーサルが始まりました。
オルガさんは、昨日朝9時に成田に到着すると、大きな荷物を持ったままタクシーで東京バレエ団に入られました。
オリガさんによるリハーサルは5月28日までの約20日間。
この期間で、主要キャストのオーディションを行い、ひととおりすべてのシーンの振付を行う予定です。(もちろん、8月にはマカロワさんが来日して、リハーサルが行われます)
そのため、東京バレエ団に到着するや否やスタジオに向かい、それぞれの役の候補となっているダンサーをクラス・レッスンで確認。
午後からは、早速、第2幕「影の王国」のシーンからリハーサルがスタートしました。
「影の王国」の後は、主役であるニキヤとソロルのシーンのリハーサル。
リハーサルを見ながら、キャストが決定されるため、指導を受けるダンサーたちの表情も真剣そのもの。初日とは思えないほど、熱気に満ちた稽古が続きました。
28日までは土曜日も返上でリハーサルが行われます。
このblogでは、リハーサルの最新情報をお届けしてまいりますので、お楽しみになさっていてください。
東京バレエ団「ラ・バヤデール」制作日記スタート!
東京バレエ団創立45周年記念公演シリーズ第7弾として上演する、マカロワ版「ラ・バヤデール」の制作日記を本日よりスタートいたします。
このblogでは、9月25日の初日までの4ヶ月間、稽古場の様子や公演情報、制作の裏側など、東京バレエ団「ラ・バヤデール」のすべてをお届けしてまいります。
どうぞご愛読ください!
*写真はミラノ・スカラ座バレエ団公演より photo:Teatro alla Scala/Marco Brescia