新着情報 一覧
カール・パケット エトワール任命!
新年あけましておめでとうございます! みなさま、どのようなお正月を過ごされたでしょうか? 2010年も皆さまに喜んでいただける舞台をお届けできるよう、スタッフ一同取り組んでまいりますので、本年もよろしくお願いいたします!
さて、新年早々、嬉しいニュースが届きました!
3月の日本公演で、「シンデレラ」に主演するカール・パケットが、2009年12月31日(大晦日)の「くるみ割り人形」で王子/ドロッセルマイヤーを演じ、終演後エトワールに任命されました!
カール・パケットは、1976年生まれの33歳。パリ・オペラ座バレエ学校を卒業後、1994年にパリ・オペラ座バレエ団に入団し、2001年にプルミエ・ダンスールに昇格して以来、「白鳥の湖」のジークフリートとロットバルト、「ジゼル」のアルブレヒトとヒラリオン、「パキータ」のリュシアンとイニゴ・・・などなど主役から脇役まで多くの役を演じ、エトワールへの任命が待たれていました。実力、実績ともに申し分ないエトワールの誕生といえます。
新エトワール、カール・パケットの日本での舞台にご期待ください!
メディア情報~ELLE ONLINE マチュー・ガニオ動画インタビュー
◆ELLE ONLINE
ELLE TVでマチュー・ガニオ特別インタビュー動画がご覧いただけます!
これは8月の第12回世界バレエフェスティバルで来日した際に収録されたもの。
バレエフェスティバルで披露した「ジゼル」のワンシーンもご覧いただける貴重な動画をお見逃しなく!
メディア情報
◆Dance Cube -チャコット webマガジン
チャコットのwebマガジン-「Dance Cube」に"パリ・オペラ座バレエ団「ジゼル」のレビューが掲載されています(筆者:三光洋さん、秀まなかさん)。
来年の日本公演で「ジゼル」に主演するダンサーたちの舞台写真も多数掲載されていますので、ぜひご覧ください!
>>>Dance Cube
2演目セット券発売状況
本日より、「シンデレラ」「ジゼル」の2演目セット券受付がはじまりましたが、13時の受付終了時点で、「ジゼル」3月21日(日・祝)のS席、A席、B席がすでに満席となっております。
明日から受付を開始する、NBS WEBチケットの先行抽選予約では、システム上、「ジゼル」3月21日(日・祝)をお申し込みいただくことは可能ですが、お席をご用意することはできませんので、あらかじめご了承ください。
「ジゼル」公演レポート
10月21日、「ジュエルズ」の初日にマニュエル・ルグリ引退後初のデフィレがガルニエ宮で行われた。ルグリに代わりに最後に登場するのは二コラ・ル・リッシュである。その貫禄、王者の風格といえばいいのか・・。彼は9月に「ジゼル」のファーストキャストでアルブレヒトを踊ったが、この時も(特に第二幕において)格の高さと存在感を存分に発揮。オレリー・デュポンと共にベテランエトワールによるレヴェルの高い舞台をみせた。第一幕のオレリーは踊ることが何よりも好き!という思いが伝わる、生きいきとしたジゼルである。女性ダンサーたちがこれぞ見せどころとする狂気のシーンについて、彼女のはあっさりしたものだと感じたのだが・・・。
10月3日はアニエス・ルテステュに代わり、ジョゼ・マルティネスのパートナーを突如オレリーが務めることに。村娘に心から思いを寄せる優しいプリンスといった風情だったアルブレヒトの裏切りに対し、彼女は突如狂気に陥るのではなく、深い深い悲しみをこめて踊り、そして狂乱の一瞬をみせて最期を迎えた。このオレリーのジゼルの解釈は妙に説得力があり、私には1つの発見だった。
このシーン場をこってり感なく、かつドラマティクに盛り上げたのはデルフィーヌ・ムッサンである。彼女は第一幕では恋する無邪気な娘を繊細な演技で披露し、第二幕では重力を感じさせず、かつ詩情たっぷりな精霊ぶりで観客を圧倒した。私が彼女を観た10月4日のパートナーは、バンジャマン・ペッシュだった。ケープをひるがえして登場した彼は、優雅かつ傲慢な男。アヴァンチュールを求める貴族という解釈が明解で、これで一気に物語に引きずりこまされた。パリのバレエファンが待ち望み、そして大好評を博したイザベル・シアラヴォラのジゼルを相手に、東京公演で彼がどんなアルブレヒトを演じるか、気になるところだ。
10月8日はドロテ・ジルベールとマチアス・エマンという組み合わせで見た。9月19日にバスチーユで行われた公開リハーサルでは、指導するローラン・イレールのノーブルな振りに、まだ若いマチアスがかすんでしまった印象を受けたが、さすが向上心の強いマチアスだけあり、そんな日は遠い彼方という舞台だった。優れたテクニックで知られた二人ゆえに第二幕は見応えがあり、とりわけ、アルブレヒト役の見せ場のひとつであるアントルシャ・シスをマチアスは20回以上・・・。今後演技的にも磨きがかかった二人の舞台を期待したい。進化の様を追ってゆく楽しみがあるのが、若いダンサーの舞台を見るひとつの面白みなのだから。
「ジゼル」は1841年の初演という古いバレエながら、今も観客の涙を誘う完成度の高いバレエ。さまざまな組み合わせで何度でも見たい作品である。第二幕、青白い光の中を幾重ものチュールを三角にひろげてコール・ド・バレエがアラベスクで移動するたび、ガルニエ宮は観客の感嘆のため息や拍手で満たされた。その美しさ、これだけでも劇場に足を運ぶ価値がある!という気にもなった。
2010年日本公演 キャスト・公演概要決定!
お待たせしました!
パリ・オペラ座バレエ団2010年日本公演の予定キャストと公演概要が決定いたしました!
当初来日予定のなかった、オレリー・デュポンとニコラ・ル・リッシュの出演も決定。現在のエトワール16名中12名が参加するという、オペラ座ならではの華やかな顔ぶれが実現しました。
来日予定のエトワールのインタビューや情報など、このBlogでお届けしてまいりますので、開幕までご愛読ください!
パリ・オペラ座バレエ団2010年日本公演
「シンデレラ」全3幕
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「ジゼル」全2幕
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【会場】東京文化会館
【入場料(税込)】
S=¥25,000 A=¥22,000 B=¥19,000 C=¥15,000 D=¥11,000 E=¥7,000
エコノミー券=¥6,000
(2010年2月21日(金)よりイープラスのみで受付。お一人様2枚まで)
学生券=¥3,000
(2010年2月21日(金)よりNBSのみで受付。25歳までの学生が対象。公演当日、学生証必携)
【チケット発売】
◆「シンデレラ」「ジゼル」2演目セット券:2009年11月7日(土) 10:00~
◆一斉前売開始:2009年11月21日(土) 10:00~
【お問い合わせ】NBSチケットセンター:03-3791-8888
【予定される来日ダンサー】
※出演者、配役は2009年10月8日現在の予定です。
パリ・オペラ座バレエ団の都合、出演者の怪我等の理由により変更になる場合がありますので、ご了承の上、チケットをお求めください。出演者の変更にともなうチケットの払い戻し、日にちの振替はいたしません。正式な配役は公演当日に発表いたします。
パリ・オペラ座バレエ団2010年日本公演Blogスタート!
2010年3月に2年ぶりに日本公演をおこなう、パリ・オペラ座バレエ団。
このブログでは、公演情報をいち早くお届けするとともに、ダンサーのインタビューやパリからのレポート、舞台写真や動画、日本公演で上演される作品の見どころなど、パリ・オペラ座バレエ団の魅力をたっぷりとお伝えしていく予定です。
開幕まで、どうぞご愛読ください。
photo:Christian Leiber