デンマーク・ロイヤル・バレエ団

「ロミオとジュリエット」全3幕

CAST

5月22日(金)、24日(日)

クリスティーナ・ミシャネック(ジュリエット)Christina Michanek

クリスティーナ・ミシャネック1981年生まれ。デンマーク・ロイヤル・バレエ学校を卒業後、研修生を経て2000年に入団。「人魚姫」のタイトルロール、「ロミオとジュリエット」のジュリエット、「アマー島の王の義勇兵」のエレオノラなど、多くの主役を演じている。ほかに、「民話」のパ・ド・セット」、「ナポリ」のパ・ド・シス、「アブダラー」のパ・ド・サンクなどを踊る。

セバスティアン・クロボー(ロミオ)Sebastian Kloborg

セバスティアン・クロボー1986年生まれ。両親はデンマーク・ロイヤル・バレエ団の前芸術監督フランク・アナセンとエヴァ・クロボー(現バレエ・ミストレス)。デンマーク・ロイヤル・バレエ学校を卒業後、研修生を経て2005年に入団。その年、ジョン・ノイマイヤーにより「ロミオとジュリエット」のロミオに抜擢される。そのほか、キリアンの「ベラ・フィギュラ」、「小さな死」、アロンソ版「ドン・キホーテ」のエスパーダ、ノイマイヤーの「1963:イエスタディ」などコール・ドながらソリスト役を任されている。


5月23日(土)

フェムケ・メルバッハ・スロット(ジュリエット) Femke Mølbach Slot

クリスティーナ・ミシャネック1984年生まれ。デンマーク・ロイヤル・バレエ学校を卒業後、研修生を経て2003年に入団。2008年にソリストに昇進。「ラ・シルフィード」のシルフィード、「アブダラー」のパ・ド・サンク、「デンマークを遠く離れて」のポール、「アマー島の王の義勇兵」のパ・ド・トロワなどのブルノンヴィル作品で活躍。ほかに「ロミオとジュリエット」のヘレナとエミリア、「レクイエム」のソリストなど。

ウルリック・ビヤケァー(ロミオ) Ulrik Birkkjær

ウルリック・ビヤケァー1985年生まれ。 デンマーク・ロイヤル・バレエ学校を卒業後、研修生を経て2004年に入団。2007年にソリストに昇進。主なレパートリーに「エチュード」のエトワール、「白鳥の湖」のベンノ、「La Ventana」のパ・ド・トロワ、「ナポリ」のパ・ド・シスなど。2007年にトロントで行われたエリック・ブルーン・コンクールで金賞を受賞した。



※ デンマーク・ロイヤル・バレエ団芸術監督ニコライ・ヒュッベの強い意向により、当初発表しておりましたジュリエット役が変更となっております。
※ 表記の出演者は2008年5月2日現在の予定です、ダンサーの病気や怪我、バレエ団の都合により変更になることがあります。変更の場合、入場料の払い戻しや他公演への振り替えはいたしませんので、あらかじめご了承ください。

ものがたり

第1幕

キャピュレット家とモンタギュー家が反目し合うヴェローナの町。今日も両家の間で大きな争いが起こる。その中にはモンタギュー家のロミオとキャピュレット家のティボルトの姿もあった。キャピュレット家の娘ジュリエットは、入浴しながら従姉妹たちと跳びはねているが、母から結婚を諭される。その夜のキャピュレット家の舞踏会。別の女性を目当てに紛れ込んだロミオは、美しいジュリエットを見初める。ジュリエットは婚約者のパリス伯爵を紹介されるが、自分を見つめるロミオに気づく。舞踏会の後、ロミオはジュリエットの部屋のバルコニーの下に現れ、二人は恋に落ちる。

 

第2幕

広場で祭りが行われ、旅の芝居の一座も訪れている。ロミオは親友の僧ローレンスを通じてジュリエットの乳母へと、結婚の申し込みを託す。両家の争いを終結させようと、僧ローレンスは二人の結婚式を執り行う。祝宴たけなわの広場で、酔ったティボルトがロミオの友人マキューシオと諍いを起こし、彼を殺してしまう。逆上したロミオはティボルトに報復し、芝居の一座にまぎれて逃亡する。


 

第3幕

町から追放の身となったロミオは、ジュリエットと最後の一夜を過ごす。ジュリエットは両親からパリスとの結婚を申し渡される。ジュリエットは僧ローレンスに助けを求める。夢の中でロミオとの幸福な将来を確信したジュリエットは、両親には結婚承諾の返事を与えて、ローレンスの助言に従い眠り薬を飲む。深い眠りについたジュリエットを、誰もが死んだと思い込む。真実の計画を知らせるためにローレンスがロミオを探すが、うわさを聞いてキャピュレット家の墓所に駆けつけたロミオは、横たわるジュリエットの側で自らを刺す。眠りから覚めた彼女は、恋人の死を見てとり、死をもって結ばれる道を選ぶ。

 


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