NBS News Web Magazine
毎月第1水曜日と第3水曜日更新

*2024年5月のNBS NEWS WEBマガジンの更新日は、第2・第4水曜(5月8日と22日)に変更させていただきます。
 ご了承のほどお願い申し上げます。

NBS日本舞台芸術振興会
毎月第1水曜日と第3水曜日更新

2021年7月

転々点々

2021/07/21(水)

〈HOPE JAPAN〉と題する東京バレエ団の全国10都市をめぐるツアーが終了した。コロナ禍に加え豪雨に見舞われたハラハラの旅だったが、なんとか「希望」をつなぐことができた。ベジャール振付の「ギリシャの踊り」「ボレロ」他のプログラムで、「ボレロ」の後はどこでも熱狂的なスタンディングオベーションだった。もう一度観たいという声がたくさん寄せられているが、8月28日(土)29日(日)の〈横浜ベイサイドバレエ〉でも上演される。(T)

転々点々

2021/07/09(金)

4度目の「緊急事態宣言」が発出された。東京五輪の期間中は「蔓延防止」を延長するだけだろうと予想していただけに大ショックだ。直撃を受けるのは、いま開催に向け悪戦苦闘しながら準備を進めている〈世界バレエフェスティバル〉。このコロナ禍においては公演の直前までチケットを買い控える人が多いのだから、このタイミングで販売を停止せざるを得ないのはきびしい。チケットの売り止めがかかるのは7月12日(月)深夜の0:00時から。(T)

転々点々

2021/07/08(木)

今回の〈世界バレエフェスティバル〉に、「コロナ禍における開催実現にご支援を!」と呼びかけたところ、700万円を超えるご寄付を頂戴した。感謝感激だ。たくさんの応援コメントもいただいた。〈バレエフェス〉と共に人生を歩んだファンも多く、励まされるとともに身が引き締まる思いだ。まだ開催に向けいくつものハードルがあるが、日本の観客のためバレエ界全体のため、なんとしても実現し期待に応えなければという思いが強くなっている(T)

転々点々

2021/07/07(水)

お隣の国、韓国の劇場や実演芸術界は、「リベンジ消費」で活気づいているという。人々がコロナ禍でできなかったことをしようと、劇場やコンサートホールに詰めかけ、チケットの売り切れが相次いでいるらしい。日本もワクチン接種が進み、コロナ禍の出口が見えてきたら、これまでの反動で「リベンジ消費」に向かうのだろうか。オリンピック直後に開催予定の〈世界バレエフェスティバル〉をきっかけに「リベンジ」攻勢が始まらないものだろうか。(T)