2024/09/17(火)
「SHOUGUN 将軍」が米テレビ界最高の栄誉とされるエミー賞の作品賞を含む史上最多の18冠に輝いたニュースで盛り上がっている。実は東京バレエ団もエミー賞に縁がある。1986年にベジャールの「ザ・カブキ」を初演する際に創作過程をNHKが収録し、「バレエのベジャール、歌舞伎に挑戦」というタイトルで放送した。それが国際エミー賞最優秀賞に輝いた。「ザ・カブキ」も「将軍」も東洋と西洋の出会いから生まれ、世界で認められたのだ。(T)
2024/09/02(月)
東京バレエ団が還暦を祝った。記念公演で「エチュード」を8年ぶりに上演したが、初演したのは47年前。その後も何度か上演しているが、1982年にはパリのシャトレ座で上演した。後日、マニュエル・ルグリから聞いた話だが、その公演をパリ・オペラ座バレエ団の関係者もたくさん観ていて、一糸乱れぬアンサンブルにショックを受けたという。それがきっかけで、オペラ座でもアンサンブル強化に力を入れることになったという逸話を思い出した。(T)