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2011/01/31 2011:01:31:16:41:14

[ベルリン国立バレエ]日本公演レポート<2011年日本公演終了!>

ベルリン国立バレエ団2011年日本公演が、昨日(1/30)、最終公演地である滋賀県・びわ湖ホールでの「シンデレラ」で千秋楽を迎えました。

日本公演レポートも今回が最終回。
関西での2公演の様子をお届けします。

まずは、土曜日(1/29)の西宮/兵庫県立芸術文化センターでの「チャイコフスキー」カーテンコールの写真から。

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マラーホフにとって、日本で4回目となった「チャイコフスキー」。
ほぼ出ずっぱりで、チャイコフスキーの引き裂かれた魂を表現するチャイコフスキー役は、肉体的にも精神的にも負担が大きいであろうことは、この作品を観た人なら誰もが感じるはずです。
しかし、マラーホフは、最後まで見事に、微塵のほころびもなく、チャイコフスキーを演じきりました。
新たなマラーホフの魅力、日本のファンにも堪能していただけたのではないでしょうか。

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こちらは、舞台袖の壁にサインをした後の記念写真。
ちょっと前まで、苦悩に満ちた作曲家を演じていたとは思えない、おちゃめな表情で撮影に応じるマラーホフ。
右は、フォン・メック夫人を演じたエリサ・カリッロ・カブレラと。


続いて、昨日(1/30)のびわ湖ホールでの「シンデレラ」。
第2幕の出番前にスタッフルームでポーズを撮る、美女(?)・・・大きなハートのサングラスがこだわりポイントです。
そして、カーテンコールの様子を。

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この日の主演は、ヤーナ・サレンコ(シンデレラ)とライナー・クレンシュテッター(王子)。
東京に続き、大役を踊り終えたヤーナは、晴れ晴れとした笑顔で、拍手に応えていました。
鳴り止まない拍手の中、東京公演千秋楽に続き、「SAYONARA」「See You Again」の電飾看板が現れ、日本公演の幕が降ろされたのでした。

1月15日の東京公演初日から15日間、全9公演を成功裡に終えたベルリン国立バレエ団のメンバーたちは、本日関西国際空港より、帰路につきました。
公演にご来場いただき、暖かいご声援をいただきました皆さまに、心よりお礼申し上げます。
ありがとうございました!