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2009/04/23 2009:04:23:18:29:37

パリ・オペラ座バレエ学校 日本到着!

明後日に初日を控えた、パリ・オペラ座バレエ学校日本公演。昨日、エリザベット・プラテル校長を筆頭に、生徒85名とスタッフが無事来日しました。
本日からは、会場となる東京文化会館でリハーサルがはじまり、11年ぶりの日本公演に向けて、着々と準備が進められています。

日本滞在中の生徒たちのスケジュールは起床就寝時間から、食事の時間まで厳密に決められています。日本初日の本日の様子をスケジュールを追って簡単にご紹介しましょう。

起床は8時。身支度を整え、8時45分から朝食。朝食では、チョコレート入りのクロワッサンとアップル・パイが大人気だったとか。子どもとは思えない堂々とした舞台を見せてくれる生徒たちもやっぱり子ども。甘いものが大好きなんですね。
その後、年長の生徒(第1~第3過程)たち48名は10時に、年少の生徒(第4~第6過程)は11時にホテルを出発し、電車で東京文化会館へ。はじめて乗る山手線では、扉上のモニターに感動していたそうです。ちなみに、生徒たちは移動の際は年長組は青と黒、年少組は赤と黄色のキャップをかぶっています。

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劇場入りすると、年長組は11時半から、年少組は12時半からのクラスレッスン。2組に分かれての昼食(もちろんきっちり時間が決まっています)の後、リハーサルが始まりました。

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「スカラムーシュ」の振付家である、パリ・オペラ座バレエ団エトワールのジョゼ・マルティネスは本日早朝に来日し、リハーサルに合流。生徒たちに細かい指示を与えていました。また、「ペシェ・ド・ジュネス」を振付けした、ジャン=ギョーム・バール(パリ・オペラ座バレエ団元エトワールは、東京バレエ団の指導のために今月18日から日本に滞在しているのですが、東京バレエ団の朝のクラスレッスンの指導を終えた後東京文化会館に駆けつけ、自作のリハーサルに参加。エトワールたちから直接丁寧な指導を受けられる生徒たちは本当に幸せですね。

17時半までみっちりとリハーサルが行われ、生徒たちは再び扉上のモニターにワクワクしながら山手線でホテルに移動。

そして、19時の夕食の後、やっと自由時間が訪れます。ホテルの部屋では、長かった日本での一日を語り合っていることでしょう。

明日も8時起床で生徒たちの一日がスタートします。

最後に日本公演でのスペシャル企画(?)のお知らせを。
「スカラムーシュ」では、主役のスカラムーシュ役に台詞があるのですが、それを日本語で上演することに。これはジョゼ・マルティネスのアイディアだとか。今日のリハーサルで、日本語の台詞のマイクテストが行われ、「全く問題なし!」となったようです。
25日の本番をお楽しみに!