2011/08/31 2011:08:31:15:00:00[NBS最新情報]
2012年1月に東京バレエ団初演を予定しておりました、ジョン・ノイマイヤー振付「ロミオとジュリエット」は、福島第一原子力発電所の事故の影響により、当初予定していたリハーサル期間に、振付指導者が来日することができなくなったため、初演を2014年に延期することになりました。
この公演を楽しみにお待ちいただいておりました皆様には心よりお詫び申し上げます。
2014年の公演日程が決まり次第、改めてお知らせいたします。
「ロミオとジュリエット」の公演延期を受けて、東京バレエ団では2012年1月にベルリン国立バレエ団芸術監督でありプリンシパルのウラジーミル・マラーホフを迎え<ニジンスキー・ガラ>を上演いたします。
マラーホフは2007年秋、<マラーホフ、ニジンスキーを踊る>の公演にて、フォーキン振付「ペトルーシュカ」を日本で初披露する予定でしたが、同年5月に行った膝の手術のために降板。実に4年半の時を経て、マラーホフの「ペトルーシュカ」を日本の皆様にご覧いただける運びとなりました。
<ニジンスキー・ガラ>では、「ペトルーシュカ」のほか、同じくフォーキン振付のバレエ・リュスの名作「レ・シルフィード」と「薔薇の精」、そしてニジンスキー振付の「牧神の午後」を上演いたします。本公演には、マラーホフのほかにもゲストダンサーの出演を予定しています。
翌2月には、英国ロイヤル・バレエ団プリンシパルのアリーナ・コジョカルの初めてのグループ公演、<アリーナ・コジョカルと仲間たち(仮題)>の開催が決定いたしました。
コジョカルと共にこの公演を盛り上げるのは、英国ロイヤル・バレエ団プリンシパルのヨハン・コボー、スティーヴン・マックレー、セルゲイ・ポルーニンという豪華な顔ぶれ。ほかにもコジョカルが信頼を寄せるダンサーたちの出演が予定されています。
本公演のプログラムは、日本のファンの皆様に喜んでいただける作品をお届けすべく、現在コジョカルが検討中ですが、コボーが狂気のバレエ教師を、コジョカルが彼に殺害される少女を演じ、高い評判を呼んだ、フレミング・フリント振付「ザ・レッスン」、ハラルド・ランダー振付の「エチュード」などの上演が予定されています。
いずれの公演も近日中に詳細を発表いたしますので、もうしばらくお待ちください!
東京バレエ団<ニジンスキー・ガラ>
●公演日程
2012年1月12 日(木) 7:00p.m.
2012年1月13 日(金) 7:00p.m.
2012年1月14 日(土) 3:00p.m.
●会場:東京文化会館
●上演作品
「ペトルーシュカ」 主演:ウラジーミル・マラーホフ
(振付:M.フォーキン、音楽:I.ストラヴィンスキー)
「レ・シルフィード」
(振付:M.フォーキン、音楽:F.ショパン)
「薔薇の精」
(振付:M.フォーキン、音楽:C.v.ウェーバー)
「牧神の午後」
(振付:V.ニジンスキー、音楽:C.ドビュッシー)
●出演
ウラジーミル・マラーホフ(ベルリン国立バレエ団)
東京バレエ団 ほかゲストを予定
●指揮:ワレリー・オブジャニコフ
●演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
※10月下旬、一斉前売り開始予定。公演の詳細、チケット料金等は追って発表いたします。
<アリーナ・コジョカルと仲間たち(仮題)>
●公演日時
<Aプロ>
2012年2月17日(金) 6:30p.m.
2012年2月18日(土) 3:00p.m.
2012年2月19日(日) 3:00p.m.
<Bプロ>
2012年2月21日(火) 6:30p.m.
2012年2月22日(水) 6:30p.m.
2012年2月23日(木) 6:30p.m.
●会場:ゆうぽうとホール
●上演作品
「ザ・レッスン」(振付:F.フリント、音楽:G.ドルリュー)
「エチュード」(振付:H.ランダー、音楽:C.チェルニー、K.リーサゲル)ほか
●出演
アリーナ・コジョカル(英国ロイヤル・バレエ団)
ヨハン・コボー(英国ロイヤル・バレエ団)
スティーヴン・マックレー(英国ロイヤル・バレエ団)
セルゲイ・ポルーニン(英国ロイヤル・バレエ団)
ほかを予定
※11月初旬、一斉前売り開始予定。公演の詳細、チケット料金等は追って発表いたします。