2010/11/01 2010:11:01:14:55:29[NBS最新情報]
世紀のスペシャル・ガラ<奇跡の響演>の開幕まで2日。
昨日(10/31)、来日したモーリス・ベジャール・バレエ団(BBL)と東京バレエ団の合同リハーサルが行われました。
BBLのメンバーは30日に到着したばかりとは思えないほど、元気な表情で東京バレエ団スタジオに登場。
東京バレエ団と合同で行われたクラスレッスンはパワフルで、長旅の疲れもみせず、ダンサーたちは、力強いステップをみせ、この段階からスタジオには熱気が溢れていました。
そして、クラスの後、「春の祭典」のリハーサルへ。
BBLと東京バレエ団のダンサーをミックスして場所を決めて、振りや音取り、フォー
メーションがかわるところは背の高さのバランスなどを見ながら、丁寧にひとつひとつ確認しながら、リハーサルが進められます。
ジル・ロマン、芸術監督補のジュリオ・アロザレーナだけでなく、今回の公演に出演しないBBLのダンサーたちも、自分の踊ってきたパートを踊る東京バレエ団のダンサーのそばについて、音の取り方や体の角度など教えていきます。
その様子は、兄と弟、姉と妹とという感じで、2つのバレエ団が「兄弟バレエ団」であることを改めて実感する光景でした。
3時間半におよぶリハーサルの後も、東京バレエ団のダンサーたちはスタジオに残り、リハーサルで受けた指示を確認している様子が観られました。
本日も昨日に続き、BBLと東京バレエ団合同の「春の祭典」のリハーサルが行われ、スービン・メータ氏も来団してこのリハーサルを見学します。
全員が<奇跡の響演>の成功に向けて、ひとつになってリハーサルを行っているスタジオには充実した緊張感が流れています。
BBLと東京バレエ団、ふたつのバレエ団が新たに創りあげる「春の祭典」をぜひご覧ください!