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2017/07/14 2017:07:14:23:10:55

【ENB】速報! 7/14(金)「海賊」終了後、セザール・コラレスがプリンシパルに任命されました!

【ENB】速報! 7/14(金)「海賊」終了後、
セザール・コラレスがプリンシパルに任命されました!

2017年7月14日


7月14日(金)東京文化会館大ホールにて、来日中のイングリッシュ・ナショナル・バレエ(ENB)が『海賊』を上演し、その終了後に、主役のひとりである"アリ"役を踊ったファースト・ソリストのセザール・コラレスが、芸術監督のタマラ・ロホにより、プリンシパルに任命されました。

ENB日本公演の二つ目の演目である大作「海賊」の初日、芸術監督のタマラ・ロホを筆頭に、同バレエ団の自慢の若手たちが活躍した舞台終了後。カーテンコール後にタマラ・ロホが改めて舞台に登場し、海賊の一人"アリ"役を踊ったファースト・ソリストのセザール・コラレスの、プリンシパルへの昇格を発表しました。コラレスは、すべてを見守っていた舞台上の同僚たちとともに、満場の観客から大喝采の祝福を受けました。

セザール・コラレスはメキシコ生まれのカナダ育ち。現在20歳。ユース・アメリカ・グランプリでグランプリ受賞後、2014年にENBに入団。瞬く間に頭角を現し、2016年にファースト・ソリストに昇進。『海賊』のパリ・オペラ座ガルニエ宮公演が行われた同年、このアリ役で、英国ナショナル・ダンス・アワードの"傑出した男性クラシック・ダンサー賞"を受賞しています。

7月6日に行われた開幕記者会見では、タマラ・ロホから「セザールの踊りを見た人たちは皆、彼に恋をするだろう」と紹介されましたが、その言葉通りの超人的なダンスを披露した後の任命となりました。終演後、コラレスは「自分はいま世界で一番幸せな人間だと思う。日本の観客はバレエやダンサーを尊敬してくださる人々だと聞いていたので、東京で昇格が発表されたことがとても嬉しい。今日は自分の力を100パーセント出し切って踊りました」と感激を語っていました。

ENBでは今回のように、プリンシパルの昇格を公演終了後に発表することが恒例になっています。 コラレスは本日に続いてENB7月16日(日)、17日(月・祝)の「海賊」でもアリ役を踊る予定です。20歳の新プリンシパルの舞台にどうぞご期待ください!

photo:Kiyonori Hasegawa

■イングリッシュ・ナショナル・バレエ「海賊」
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