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2010/04/23 2010:04:23:19:16:13

[マラーホフの贈り物]マラーホフ初演のソロ「瀕死の白鳥」上演決定!

<マラーホフの贈り物2010>において、チラシ、ホームページ等でお知らせしておりましたマラーホフのソロ演目が、マラーホフの強い意向により変更となりました。
また、Aプロで上演する"四季"(マラーホフ振付)の東京バレエ団出演者、そしてBプロで上演する「ラ・バヤデール」"影の王国"に豪華ゲスト・ソリストの出演が決定しましたので、お知らせします。


●マラーホフ初演のソロ「瀕死の白鳥」上演決定!

かねてから「つねに新しい自分をお見せしたい」と語っているマラーホフ。今回Aプロで、イタリアの気鋭振付家マウロ・デ・キャンディアによる「瀕死の白鳥」を披露してくれることになりました!この小品、音楽はもちろん、あのアンナ・パブロワが初演した名作と同じサンサーンス作曲のもの。「女性だけがあの音楽で踊れるのを、ずっと妬ましく思っていたので(笑)、とても嬉しい」とマラーホフ。女性版と同様にやわらな腕や体の動きを駆使しながらも、男性ならではの、いえ、マラーホフならではの美と力に満ちた"白鳥"、これは必見です。
また、Bプロではエドワード・スタンリー振付の「ラクリモーサ」を披露します。モーツァルトの絶筆である「レクイエム」で、彼が実際に筆を絶ったのが、このラクリモーサ(涙の日)の部分。ため息を引きずるような伴奏に悲痛な合唱が始まる曲にのせ、罪をもって死の眠りについた者が灰の中から蘇り、神の裁きの前に立って恐れおののく姿が踊られます。

【Aプロ】
「瀕死の白鳥」
振付:マウロ・デ・キャンディア/音楽:カミーユ・サンサーンス
(※5/18「ヴォヤージュ」、5/19「アリア」より変更)

【Bプロ】
「ラクリモーサ」
振付:エドワード・スターリー/音楽:ヴォルフガング・A.モーツァルト
(※5/22「ラヴィータ・ヌォーヴァ」、5/23 「ヴォヤージュ」より変更)


●Aプロ マラーホフ振付"四季"の出演者決定!

マラーホフ自身の振付による"四季"(「仮面舞踏会」より)日本初演は、Aプロのハイライト演目のひとつ。4月初旬にマラーホフが来日して、東京バレエ団とのリハーサルに精力的に取り組みました。
この作品はオペラ「仮面舞踏会」をもとに、ヴェルディ・バレエと銘打って上演された全幕作品ですが、"四季"はその中で劇中劇として踊られる場マン。題名どおり全体が4つの季節のパートに分かれ、マラーホフはポリーナ・セミオノワとともに、大好きな季節だという"夏"のパートを踊ります。そのほかの3つの季節も「理想的なキャスティングでお見せすることができます」とマラーホフ。ご期待ください!


"四季"(「仮面舞踏会」より)

冬:
上野水香
長瀬直義、宮本祐宜、梅澤紘貴、柄本弾

春:
吉岡美佳-柄本武尊
吉川留衣、矢島まい、渡辺理恵、川島麻実子、加茂雅子、
田島由佳、森彩子、小川ふみ、河谷まりあ、政本絵美

夏:
ポリーナ・セミオノワ-ウラジーミル・マラーホフ

秋:
田中結子-松下裕次
森志織、村上美香、岸本夏未、阪井麻美、河合眞里、大塚玲衣
氷室友、小笠原亮、谷口真幸、安田峻介、井上良太、杉山優一

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*4/5~4/9に東京バレエ団で行われたリハーサル(photo:Kiyonori Hasegawa)


●Bプロ「ラ・バヤデール」"影の王国"に、豪華ゲスト・ソリスト出演!

Bプロで上演される「ラ・バヤデール」影の王国には、主演のマラーホフとポリーナ・セミオノワのほか、3人の影のソリスト役で、マリア・アイシュバルト(シュツットガルト・バレエ団)、ヤーナ・サレンコ、エリッサ・カリッロ・カブレラ(ともにベルリン国立バレエ団)が出演!
ベルリンやシュツットガルトでも実現しない豪華キャスティングでお届けします!

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