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2014/08/27 2014:08:27:18:21:46

東京バレエ団「ドン・キホーテ」バジル役変更のお知らせ【8/27更新】

8月20日にお知らせしました通り、東京バレエ団「ドン・キホーテ」で9/19(金)と9/21(日)に主演予定だったデヴィッド・ホールバーグは、以前より左脚に不安を抱えておりましたが、それが急に悪化し、本日、左脚の緊急手術を受けることになりました。このため9月の「ドン・キホーテ」の舞台への出演は、大変残念ながら断念せざるを得ないとの連絡が本人より入りました。

 この報を受け振付家のウラジーミル・ワシーリエフと協議を重ねた結果、9/19(金)と9/21(日)のバジル役はボリショイ・バレエのソリスト、ヴャチェスラフ・ロパーティンが務めることとなりました。ロパーティンは本作の演技に信頼がおけ、相手役のスタシュケヴィチとのパートナーシップも万全です。

ホールバーグのバジル役を楽しみにされていた方々には誠に申し訳ございませんが、以上の変更につき、なにとぞご理解のほどお願い申し上げます。


 ※9/20(土)200p.m.の配役(上野水香、柄本弾)は変更ありません。

 

 

 

ヴャチェスラフ・ロパーティン(ボリショイ・バレエ)

2003年ボリショイ・バレエに入団。翌年には「チッポリーノ」のタイトルロールに選ばれ、その後も「眠れる森の美女」の青い鳥や「ラ・バヤデール」のブロンズ・アイドルなどに抜擢される。おもな主演作に「ラ・シルフィード」ジェイムズ、「コッペリア」フランツ、「ドン・キホーテ」バジル、「ペトルーシュカ」タイトルロール、「リーズの結婚」コーラス、「ルビーズ」、「ロスト・イリュージョン」ルシアン、「アニュータ」モデスト・アレクセーヴィチ、「パリの炎」のジェロームとフィリップなどがある。ナターリヤ・オシポワと組んだ「ラ・シルフィード」で、2009年ゴールデン・マスク賞を受賞。

 

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photo:Damir Yusupov




 なお、デヴィッド・ホールバーグより下記のメッセージが届いております。併せてお読みいただければ幸いです。

 

 

親愛なる日本のファンの皆様へ

 

数か月間舞台を離れ、左脚の手術を受けねばならなくなったことを、大変悲しんでおります。これは私にとって避けられない事であり、こういったことに都合がよいためしはありません。9月には東京バレエ団に客演予定でしたが、皆様にお会いすることが出来なくなり、本当に申し訳なく、悲しく思っています。東京バレエ団の方々、そして日本という国に、とても深い絆を感じていますから。

しかしながら、私は十分に、かつ自由に踊らなくてはなりません。そして、今回時間をおくことで、それが可能になるのです。だから私は再び皆様にお会いできるまで待ちます・・・。皆様方すべてと私の芸術を分かち合うのに十分なほど、私がより英気を養い、何より健康となる時まで。

 

デヴィッド・ホールバーグ