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2010/05/18 2010:05:18:10:34:53

[オーストラリア・バレエ]ダンサー紹介(6)~マドレーヌ・イーストー

マドレーヌ・イーストー  Madeleine Eastoe
◇「白鳥の湖」オデット/10月9日(土)3:00p.m.、10月11日(月・祝) 3:00p.m.


「その踊りは大胆不敵でいて完璧」

―――ヘラルド・サン


10-05.18Madeleine01.jpg●誕生日:1978年9月14日
●出身地:オーストラリア、パース
●身 長:156cm

オーストラリア・バレエ学校を卒業後、1997年にオーストラリア・バレエ団に入団。2006年「ジゼル」デビューの成功でプリンシパルに昇格する前から、多くの主役を演じていた。
2007年ステファン・ベイノス振付「コンスタント・ヴァリアンツ」を初演。また、「リーズの結婚」と「ジゼル」では、それぞれゲスト・アーティストのアンヘル・コレーラ、セドリック・イニアースと共演している。
オーストラリア・バレエ団ロンドン公演初日に、グレアム・マーフィー版「白鳥の湖」のオデットを踊ったほか、2007年の日本ツアー、2008年のパリ、マンチェスターツアーでもオデットを踊っている。バレエ団の中国、シンガポール、ニュージーランド、アメリカツアーにも参加している。
主なレパートリーに、ピーター・ライト版「くるみ割り人形」(2007)、「ドン・キホーテ」(2007)、「コンスタント・ヴァリアンツ」(2007)、「ジゼル」(2006)、「ラ・シルフィード」(2005)、グレアム・マーフィー振付「白鳥の湖」、「リーズの結婚」(2004)、「ロミオとジュリエット」(2003)、グレアム・マーフィー振付「くるみ割り人形」(2000)など。


●Mail インタビュー

---「白鳥の湖」のオデットについて

この役はこれまでにも何度かやらせていただいておりますので、日本公演ではこれまで通りにやる部分もありつつ、役により趣きある陰影を与えられるような新しいアイディアを見つけたいと思っています。
 マーフィー版「白鳥の湖」は豪華絢爛な視覚の響宴です。心を打つストーリーが作品の柱となり、踊りに生命を吹きこむことに成功しています。


---オーストラリア・バレエ団の魅力

 オーストラリア・バレエ団は古典だけではなく、オーストラリアならではのテーマを持つ作品にも意欲的な、他に類を見ないカンパニーなのではないかと思います。


---日本の印象と観客の皆さまへのメッセージ

 日本というのはすごい国だと思います。物事がきちんと秩序に則って進んでいくところに感心させられます。食事もほんとうにすばらしいし、文化も並外れています。
 今度の日本公演には娘を連れて行くつもりなので、観光などはあまりできないかもしれませんが、少しでも外に出かけて日本の雰囲気を味わいたいと思っています。
 今度の公演に是非お越しいただき、わたしたちと一緒に時空を超える旅に出かけましょう。


●芸術監督デヴィッド・マッカリスターのコメント

「マドレーヌはだれにも似ていない独自の存在感を持つアーティストである。彼女は自分が踊る役になりきり、他のキャスト全員を彼女の旅へと誘う。彼女の踊りはあらゆる点で見る者を虜にする魅力に満ちている」

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photo:Jim McFarlane