2010/12/07 2010:12:07:19:26:41[NBS最新情報]
モーリス・ベジャール振付、東京バレエ団「M」の初日まで、あと10日となりました。
5年ぶりの上演とあって、"聖セバスチャン"役を演じる長瀬直義をはじめ、今回が初役のダンサーも多く、モーリス・ベジャールが東京バレエ団の遺した名作を次代に引き継ぐという大きな意味も持つこの公演。
東京バレエ団の稽古場では、連日熱のこもったリハーサルが行われています。
後藤晴雄(ニ)と木村和夫(サン)
長瀬直義(聖セバスチャン)
今回の公演では、腰の故障で心ならずもダンサーを引退し、俳優として活躍している元モーリス・ベジャール・バレエ団の小林十市が、7年半ぶりにダンサーに復帰し、初演で演じた"シ(死)"役を演じることが大きな話題となっています。
小林十市は8月からこの舞台に向けて始動し、ダンサーとしての復帰に備えてきました。7年半のブランクを埋めることは決して容易ではなかったと思いますが、初日を目前に控え、確実に仕上げてきています。一回一回のリハーサルを、まるで本番であるかのように、精魂込めて演じている小林の姿に、東京バレエ団のダンサーたちも刺激を受けているのが感じられます。
小林十市の最新リハーサル映像も短いものですが、ぜひご覧になってください。