2011/01/15 2011:01:15:00:59:26[NBS最新情報]
日が変わってしまったため「昨日」のこととなってしまいましたが、初日前日のベルリン国立バレエ団の様子をお伝えします。
皆さんもよくご存知のとおり、バレエダンサーの一日は「クラスレッスン」からスタート。
まずはリハーサル室と舞台の二手に分かれクラスを行っていました。
こちらはリハーサル室でのクラス。
左の写真の一番右にいるのがマラーホフ。今日もマラーホフ・ブランドの稽古着で。
右の写真には、ママの近くで、赤いボールで遊んでいる、ヤーナ・サンレコの息子マーレイくんの姿も。大人しくママのレッスンを見守る(?)マーレイくんは、すっかりクラスに溶け込んでいました。
舞台では、昨日(正確には一昨日ですが・・・)もご覧いただいた、「シンデレラ」の電飾装置に階段が加わって、より華やかに。
そして、17時からは「シンデレラ」のゲネプロが行われました。
初日(15日)の13時30分、2日目(16日)の「シンデレラ」に主演するポリーナ・セミオノワは、来日する毎に、より洗練され、美しくなっているように思います。
このマラーホフ版「シンデレラ」は、ボリショイ・バレエ学校でマラーホフに見出され、彗星のごとくベルリンに登場したとなったポリーナに想を得て創られた作品。
最後にスポットライトを浴びるシンデレラと、今や押しも押されぬバレエ界のスターとなったポリーナが、ひとつに重なって見えてくるに違いありません。
ヤーナ・サレンコとマリアン・ヴァルターのペアも1幕の一部分だけ登場。童話の世界から抜け出したような"かわいい"という表現がピッタリの2人。本番がますます楽しみになってきました。
マラーホフ版「シンデレラ」で忘れてはならないのが、シンデレラの先輩ダンサーたち。
こちらの記事でご覧いただいた衣裳を付けて、でもゲネプロなのでヘアメイクなしで登場したマラーホフ。そんなことを感じさせないほど、見事な演技と愛嬌で、女役を演じ切っていました。
この写真のポーズ、たまらなくチャーミングだと思いませんか?
ゲネプロも無事に終わり、舞台の準備も万端。
あと、12時間で初日の幕が開きます。
最後に開幕直前メッセージ第2弾をお届けしましょう。
かわいいヤーナ・サレンコのかわいいメッセージです。
初日の公演は13時30分と18時の2回。いずれも90分前から当日券を発売いたします。
皆さまのご来場、お待ちしております。