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2011/01/13 2011:01:13:21:09:25

[ベルリン国立バレエ団]日本公演レポート<カンパニー来日!>

ウラジーミル・マラーホフ率いる、ベルリン国立バレエ団の6年ぶりとなる日本公演の開幕まで、あと2日となりました。
カンパニーは厳寒のベルリンから、昨日無事日本に到着しました。

会場となる東京文化会館では、今朝から装置や衣裳の搬入が行われ、徐々に開幕準備が整っていきます。
一方ダンサーたちは、到着翌日にもかかわらず、リハーサル室でソリストを中心に、早速クラスと「シンデレラ」、<マラーホフ・ガラ>のリハーサルを行いました。
リハーサルの模様は撮影できませんでしたが、舞台裏の様子を少しご紹介します。

こちらは、日独のスタッフさんが一緒に作業している舞台の様子。「シンデレラ」の電飾装置を設置したときに撮影した1枚。

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このような状態から、いつも皆さんがご覧になる舞台を作り上げていくのです。
本日の作業は深夜まで続く予定。スタッフの皆さん、本当にお疲れさまです。


続いてはプリンシパルの楽屋前廊下で撮影した衣裳。

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左は、"甘いモノ好きのバレリーナ"と"アル中のバレリーナ"の衣裳。男性が演じるため女性ダンサーのチュチュに比べてちょっと大きめ。その華やかな色彩もあって、たくさんの衣裳が並ぶ廊下でもかなり存在感があります。
右は王子の衣裳です。すっきりとしたデザインが素敵です。


そして、お待たせしました!
芸術監督であり、ベルリン国立バレエ団を代表するダンサーでもある、ウラジーミル・マラーホフの登場です!
リハーサルを終え、楽屋ロビーでくつろいでいたマラーホフさんに、日本のファンの方へのビデオメッセージをお願いすると、ニコっと笑って応えてくれました。
(ビデオメッセージのアップはもうしばらくお待ちください!)

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ビデオ撮影終了後に写真も1枚。「これぞ、マラーホフ!」という稽古着ですね。

そこに、「シンデレラ」の2回目の公演(1/15(土)18時)に主演する、ヤーナ・サレンコが息子マーレイくんと登場。
マラーホフは、すぐに駆け寄り、マーレイくんと遊び始めました。
離れて見ていたので正確ではないかもしれませんが、マーレイくんに自分の指を掴ませては離し、掴ませては離し・・・を繰り返していたような。
子どもが大好きなことが伝わってくる、マラーホフの幸せそうな笑顔ったら、なかったです。
外の寒さを忘れるくらい、ほんわかとあたたかくなるヒトコマでした。

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この写真から、このときのあたたかい空気が少しだけでも伝わりますでしょうか?


そんなマラーホフが創った、幸せな気持ちになれる「シンデレラ」を東京でご覧いただけるのは、2日間(1/15、16)だけ。
厳しい今年の冬。気持ちだけでもあたたかくなりたい方、ぜひご来場ください!

明日は「シンデレラ」のゲネプロの様子をお届けする予定です。更新は遅い時間になると思いますが、お楽しみに!


●ベルリン国立バレエ団のチケットはこちらから