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2011/01/17 2011:01:17:21:26:20

[ベルリン国立バレエ]日本公演レポート<マラーホフ・ガラ ゲネプロ>

日本中で寒波が猛威をふるっています。
東京でも昨日は今年一番の寒さを記録。
一歩外に出ただけで、体の芯まで凍り付くような寒さでした。
そんな中、沢山のお客様に「シンデレラ」の公演にご来場いただきました。
本当にありがとうございます。

本日もかなり冷えこみましたが、そんな寒さにも負けず、ベルリン国立バレエ団のメンバーは、クラスに、そして<マラーホフ・ガラ>のリハーサルに汗を流していました。
18時からは<マラーホフ・ガラ>ゲネプロが行われました。
ところどころ音楽を止めながら、綿密に最終確認を行う出演者たち。
何度も踊っている作品といえども、同じ舞台になることなど決してありません。
だからこそ、ちょっと気になることでも、自分が納得できるまでとことん追求していく。
そういった姿勢から、感動を生む舞台が作り出される・・・ゲネプロに限らず、リハーサルを見るといつも強く感じることです。

かな〜り、ボケてしまいましたが(すみません!)、そんなゲネプロの写真をお届けします。

IMG_5259.jpg IMG_5283.jpg

左は、マラーホフと女性ダンサー4人(ベアトリス・クノップ、エレーナ・プリス、
ナディア・サイダコワ、ポリーナ・セミオノワ)によるモーリス・ベジャール振付「これが死か」。
上演を希望する声をこれまでの沢山いただいて来たのですが、マラーホフがこの作品を日本で披露するのは今回がはじめて。
絶対に見逃せない1本です。

右はこちらも日本で初披露となる「ブルッフ・ヴァイオリン協奏曲第1番」。
ベルリン国立バレエ団の主要ダンサーが次々と登場し、宝石箱のように華やかな舞台を繰り広げます。
色あざやかな衣裳にもご注目ください!

皆さんから、たくさんお問い合わせをいただいていた上演順も決定いたしました。
そして、これまで未定となっていた「ヴェニスの謝肉祭」のディヌ・タマズラカルの相手役も第2ソリストのクラジィーナ・パヴロワに決定。
キャストは、明日の朝10時に正式発表となりますが、プログラムと予定上演時間をお知らせいたします。



<マラーホフ・ガラ>プログラムと上演時間

‐第1部‐ 18:30-19:45
「騎兵隊の休息」よりパ・ド・ドゥ
「ショータイム」よりデュエット
「せむしの仔馬」より "フレスコ" パ・ド・カトル
「アルレキナード」よりパ・ド・ドゥ
「これが死か」

【休憩】20分

‐第2部‐ 20:05-20:55
「スピリット」
「ヴェニスの謝肉祭」"サタネラ"パ・ド・ドゥ
「ブルッフ・ヴァイオリン協奏曲第1番」



<マラーホフ・ガラ>は、ベルリン国立バレエ団の「今」を体感していただける魅力的なプログラムとなっています。
明日も厳しい寒さは続くようですが、防寒対策を万全にして東京文化会館にお運びください。
ご来場お待ちしております!

当日券は、17時より発売いたします!