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2011/01/19 2011:01:19:09:57:02

[ベルリン国立バレエ]日本公演レポート<マラーホフ・ガラ>

今回の日本公演で、たった一度だけ上演された<マラーホフ・ガラ>。
昨日の公演にご来場いただきました皆さま、ありがとうございました。
日本初演の演目も多く、バラエティに満ちた、ベルリン国立バレエ団ならではのプログラムをお楽しみいただけたのではないでしょうか。

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「ブルッフ・ヴァイオリン協奏曲第1番」は、ガラ公演の最後を締めくくるに相応しい、華やかで心が浮き立つような作品。
客席も大いに盛り上がり、カーテンコールでは惜しみない拍手が贈られました。
そして、このガラのタイトルでもある、マラーホフが私服姿で登場。
客先からは一段と大きな拍手が沸きあがりました。

さて、ここからは昨日の舞台裏で撮影した写真をご覧いただきましょう。

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左の「東京」と大きな文字が描かれた印象的なジャージ。
昨日のステージをご覧になった方ならすぐにおわかりかと思いますが、これはエリッサ・カリッロ・カブレラとミハイル・カニスキンが踊った「ショータイム」の衣裳。
もともとこの衣裳には、「Berlin」と描かれていたそうですが、日本側スタッフが特別に"日本ヴァージョン"として制作してくれました。
また、この作品で、舞台のダンサーに向かって、日本語でさまざまな指示をしていたのは、マラーホフ芸術監督。
3日前から制作スタッフに指導を受けたマラーホフの日本語、完璧でした!

右の美味しそうな写真は、マラーホフのお母様特製のピロシキです。
針山愛美さんの妹さんの家のキッチンで、お母様が心をこめてダンサーとスタッフのために作ってきてくださったピロシキは、本場ロシアの味!
本当に美味しかったです。お母様ありがとうございました!


そして、こちらは楽屋の廊下に広げられた「チャイコフスキー」の衣裳。

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いずれも、上品な色合いとカッティング、細部にまでこだわった刺繍や装飾が美しい衣裳です。
マラーホフが新境地を拓いたといわれている「チャイコフスキー」は、いよいよ明日が初日です。
マラーホフファンならずとも見逃せない衝撃の舞台を楽しみになさってください!

本日19時からはゲネプロが行われますので、この模様もまたお知らせしますね。